樹脂ウッドデッキの作り方は、シンプルで簡単!
時間短縮に専用金具をご活用ください。
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天然木の土台×樹脂木「アドバンスデッキ」で樹脂ウッドデッキを作る
アドバンスデッキは、専用のジョイント金具を使用することで簡単に施工ができるんです。
天然木の構造材 × 樹脂木 のおすすめ施工方法をご紹介します。
ウッドデッキの構造に高耐久のハードウッドを使用することで、自分好みのこだわりの自由設計ができます。
通し柱を行うことでウッドデッキ自体がシッカリとした安定感をもちます。
DIYの醍醐味といえるアレンジが可能になります。
床板には施工が簡単なことで人気の「アドバンスデッキ」を使用します。
専用ジョイント金具を使えば床板のビズ穴をなくすこともでき、皿取り加工など固定に必要な工数をぐんと減らし、作業スピードがアップ!
時間もかからずに完成させることができるでしょう。
♠ 今回の材料
- 天然木 アンジェリーナ材 : 90×90 (柱用)
- 天然木 アンジェリーナ材 : 40×70 (根太・根がらみ 用)
- 樹脂木 アドバンスデッキ : 25×140 (床板用)
- 樹脂木 アドバンスデッキ : 13×96 (幕板用)
- 端部金具
- ジョイント金具
- 錐込隊長(CS-011): 4.5×65 mm (根太固定用)
- 錐込隊長(CS-009): 4.5×41 mm (床板・幕板固定用)
» アンジェリーナ材について » アドバンスデッキについて » 錐込隊長について
♠ 今回の工具
- インパクトドライバー
- 丸ノコ
- 皿取錐(GK-031): 3.5×101 mm
» 皿取錐について
完成イメージ
- デッキ上にフェンスを設置するために、柱を伸ばして横張りフェンスにしています。
- デッキの床下に猫や犬が入り込むのを防ぐため、幕板材を横張りにして塞いでいます。
組み立ての手順
1.材料を計り、カットする
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1-1 仕上がりをイメージして、各部材のサイズを決めます。
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1-2 床板のカット:樹脂木は手ノコでも切れます。
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1-3 根太のカット:ハードウッドなので丸ノコを使用します。
2.柱を立てて、根がらみと根太を取り付ける
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2-1 柱に根がらみをビス打ちします。
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2-2 水平がとれているかを確認します。
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2-3 根がらみの上に根太を取り付けます。
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2-4 土台(構造の部分)が完成
♣ 施工ポイント その1
- 実際の施工の場合は柱は束石や平板などの上に配置してください。
- ハードウッドにビス打ちする際は下穴をあけてください。
- 根太ピッチは 400mm 程度です。
3.床板を貼る
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3-1 根太に専用の端部金具をビスで固定します。
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3-2 床板の横溝を金具にはめ込みます。
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3-3 反対側に次の金具をはめ込み、ビスで固定します。
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3-4 上記のくり返しで床板を貼ってゆきます。
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3-5 根太に下穴をあけてからビス打ちします。
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3-6 床板に半分をはめ込んで固定してからビス打ちします。
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3-7 床板の位置もピッタリ揃えます
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3-8 床板の隙間は約8mmです。
♣ 施工ポイント その2
- 根太は柱より2mm程度手前に貼り付けます。
それにより金具のやや手前になり、最後に外側から幕板を貼るとピッタリ収まります。
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♣ 施工ポイント その3
- 最後の床板を貼る際は固定金具が使用できないので、ビス打ちで床板を固定してください。
作業スペースを広く確保できる場合は、端部金具を根太に固定してから床板を端からスライドさせて差し込む方法もあります。
4.幕板を貼る
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4-1 仕上がりをイメージして、各部材のサイズを決めます。
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4-2 床板の小口が隠れるときれいに仕上がります。
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4-3 今回は床下にも幕板を貼りました。ペットがデッキの中に潜り込まないようにしたい場合はとても有効です。
5.手すり・笠木を貼る
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5-1 笠木は角に合わせるために斜めにカットします。
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5-2 柱の上にビス打ちします。
6.階段ステップを作る
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6-1 柱2本の上に根太を1本載せます。同じものを3セット用意します。
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6-2 上に床板材を2本載せてステップの完成です。
7.完成!
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樹脂ウッドデッキ施工上の注意事項
- 根太ピッチは 400mm 程度で設定してください。
- 躯体及び構造物に隣接させる場合、それぞれ 7mm 程度の隙間を設けて下さい。
- 金具を固定するビスには推奨商品があります。 金具穴とビス頭のサイズが合うよう設計してあります。
- 鋼材等の補強をせず、アドバンスデッキ単独では構造物建材としての使用はしないで下さい。
- デッキの片持ち箇所の張り出しには、根太材の中心箇所から 120mm 程度の距離までを上限として下さい。
- 根太等の切りくずはデッキ上に残らないように除去して下さい。 もらい腐り・もらいサビの原因となります。
デッキの土台について
柱や根太といったウッドデッキの土台となる部分は、全体を支える上で重要な部分です。
強度はもちろんのこと、耐久性や安全性にも気をつけて選びましょう。
天然木の場合
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柱も根太も天然木を選ぶことで全体が木のナチュラルな印象になります。
より耐久性を求めるのであれば、必ずハードウッドの木材を選びましょう。
おすすめの天然木ハードウッド材
» イタウバ » アンジェリーナ
基礎が鋼製束の場合
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地面がコンクリートや土間の場合におすすめです。
強度はもちろん、施工のしやすさも魅力的です。
サイズも多種から選べるので、ベランダでの施工など低いデッキにもよく使用されます。
「匠力」鋼製束はこちら »
基礎がマルチポスト・鋼製束の場合
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こちらも鋼製束と同じくコンクリートや土間に使用できます。
外側から見えてしまうと景観を損ねるため、周りを下まで幕板で覆うことで美しく仕上げることができます。
マルチポストはこちら »
床板のピッチ幅と目地幅は?
デッキ材ピッチ幅は 145mm、目地幅は8mmとなります。(専用金具を使った場合)
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必要な床板の枚数は?
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