夏の屋外木部塗装メンテナンス
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夏の屋外木部塗装メンテナンス

ウッドデッキやガーデンテーブル、木製物置など、屋外木部のメンテナンスをしていない人はお急ぎください! 塗装によって耐用年数が断然違います。

作業中のイメージ

この夏は全国的に猛暑になるという予測が出ています。お庭のウッドデッキやフェンスなと、屋外木部をほったらかしにしていませんか?
屋外木部の塗装メンテナンスをするなら、今が最後のチャンスかもしれません。

道具や塗料を準備して、天気予報をじっくり見て、雨が何日も降らないのを確認したら、さあ、頑張りましょう。

雨が降らないといっても、熱中症の危険はあります。仕事後の冷たいビールだけではなく、帽子や麦茶のご用意もお忘れなく。

■なぜ、夏の木部メンテナンスが必要なのか?

ずばり、屋外木部の大敵は紫外線だからです。
天然木に塗装すると、塗料に含まれる顔料が、紫外線をカットし木部の劣化を遅らせてくれるのです。もちろん、見た目の美しさも重要です。

ハードウッドなら無塗装でも長持ちしますが、塗装すると耐用年数が更に延びます。
対してシダーなどのソフトウッド製の屋外木部は、ハードウッドほど強靭ではないので、何年も大事に使っていきたいのなら再塗装が絶対必要です。

紫外線がいかに劣化の原因となるかは、女性ならもちろんご承知でしょう。
男性なら奥様にお訊き……しないほうが家庭の平和のためにはいいかもしれませんね。

ところで、DIY慣れした方も意外と勘違いしていることが多いのですが、クリア(無色透明)な塗料での塗装は屋外木部の紫外線対策にはまったく無効です。

紫外線対策となる顔料が入っていないからです。

なるべく濃い色を重ね塗り。これが紫外線対策の塗装の基本です。
ナチュラルに仕上げたいからといって塗料を薄塗りしたり、薄めたりするのは効果的ではありません。ムラにもなりやすいです。

塗料をいろいろ混ぜてオリジナルのカラーを作るのも、途中で足りなくなった時を考えると、あまりおススメしづらいです。
元々塗られていた塗料の種類や樹種によって仕上がりが変わってきますので、よくわからない場合はお問い合わせください。

屋外木部のメンテナンス

■もう遅いんじゃないの? いいえ、そんなことはありません。

もうカンカン照りだから億劫だし、今からウッドデッキやフェンスを塗装し直しても遅いんじゃないの?と思う方もおられると思いますが、今はまだ梅雨明けしたばかりだったり、雨模様だった地方も多いはず。

くもりの日が多かった今までの期間と、日照時間が長いこれからでは紫外線の量が違います。
更に、秋の長雨の腐り対策にもなることを考えれば、今、屋外木部の塗装メンテナンスをする価値は十分にあります。

対策はこれ1本でOK!「ウッドステインプロ」
人気のステイン系塗料(しみこむタイプ)なので木目が活きます。カラーバリエーションも豊富。
ウッドデッキ、フェンス、木製物置、柵や木製ブランコなど、屋外木部全般の塗装に使えます。

ハードウッドにぴったりな「ジャラオイル」
紫外線が強いオーストラリアから直輸入。高級感のあるブラウン色です。屋外木部の中でもハードウッド専用で、紫外線対策に特化しています。本格ウッドデッキを作るDIYerがよく使っておられます。とても伸びがよくて塗りやすいと好評です。

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