公共事業に多数使われている木材
セランガンバツは、供給が優れていること、強度・耐久性に優れていること等の理由から、
その良さが再評価され、今注目されている材の一つです。
強度・耐久性に優れている
比重が大きく、堅く目が詰まっているため、大変強度に優れており、屋外でのご使用にも十分な耐久性があります。
公共事業でも多数の仕様実績あり
東京駅、東京トリトンスクエア等で使用されています。
安定した供給が可能
他の材に比べ流通量も多く、安定した供給が可能です。
インドネシアでは、年間計画の中でセランガンバツを伐採しているので、厳しく統制されており、自然環境の保全が守られています。
セランガンバツに最適な塗料
セランガンバツの寿命は20年前後と言われています。
腐敗を防ぐために塗料を塗って、腐りづらくすることで、材の寿命を延ばします。
セランガンバツについて より詳しく
- 現地雇用のグレーダー(検品者)と契約し、品質基準に合わないものは取り除いています。
- 人工乾燥をかけてあるので、反りや曲がり等が少なく、安定性があります。
- ウエスタンレッドシダー等の木材に比べ、数倍の強度を誇ります。
日本の林野庁によると、心材部分で、地中14年の耐久があるという実験データがあります。 - 堅く密度の濃いセランガンバツは、ドッシリとした重量感のある雰囲気があります。
セランガンバツ取り扱いサイズ
施工例
現地製材所での風景
原木の品質確認風景
反り曲がり等の検品
含水率計で含水率確認
風通しを良くし、含水率を下げるため細かくサンギを入れる
傷を防ぐため、プラスチックバンドルで束ねる
バツの出荷風景スペック
商品名称 | セランガンバツ |
樹種名 | バンキライ、イエローバウラ、バツ |
科目 | フタバガキ科 Shorea属 shoreaグループの広葉樹 |
原産地 | インド、セイロン、マラヤ、ボルネオ、フィリピンなどの東南アジア |
材色 | 辺心材の色調差はやや明らか。心材は黄褐色、濃赤褐色、緑色を帯びた褐色等。辺材は淡色 |
比重 | 0.98(g/cm3) |
曲げ強度 | 1333(kg/cm2) |
圧縮強度 | 560(kg/cm2) |
縦圧縮強度 | 701(kg/cm3) |
ヤング係数 | 160(N/mm2) |
参考耐用年数 | 15年以上~(目安) |
上記の値は基準値です。 天然木材のため、すべてが均一ではございません。
品質基準
下記は、当該商品固有の注意事項だけを抜粋して記載しています。
色 | 経年変化によりシルバーグレーへ変化。 |
ササクレ・トゲ | ササクレが出やすい材です。素足で歩行する箇所に使用するのは避けてください。 ササクレは、端材で擦り落とし、#60~80のサンドペーパーで磨けばキレイになります。 時折小さなトゲが出ていることがあるので、作業の際は軍手・手袋等をご使用ください。 |
下ウリンの詳しい品質基準は、『デッキ材・木製フェンスの品質基準』 にて詳細に記しております。 ご注文の前にご確認ください。
その他 ウッドデッキ材