風よけフェンスの作り方で重要な強度
フェンスを作るうえで最も注意すべきなのは、風への強度です。
フェンスの構造上、広い面で風を正面から受けることになりますので、しっかりと考えた施工が必要です。
最悪の場合、フェンスもろとも崩壊する危険もあります。
普段から風が強い海辺などの地域にお住まいの方はもちろん、年に何度かくる台風への対策としても重要です。
風をなるべく逃がすフェンスの工夫
1.隙間を多くする
フェンスの板と板の間を詰めすぎると、風が通り抜けにくくなりフェンス自体への圧力がかかりやすくなります。
なるべく隙間を空けるデザインにしましょう。
2.細い材料を使う
一本一本の材料に幅の細い木を選んで施工しましょう。
風の抵抗が少なくなり安全です。
風圧に耐えられる柱構造
1.通常よりも強い構造の柱
フェンスの揺れ止め・振れ止めとなる方杖を付けましょう。
方杖(ほうづえ)とは、フェンスの垂直材と水平材との交わる箇所に、斜めに取りつける補強材のことです。
方杖を使った施工事例
2.L字の配置にする
フェンス自体が直角になるレイアウトですと自立する力が強くなるため、おすすめです。
既存のブロックやフェンスに連結する
元々使用していたアルミフェンスやブロック塀があるなら、そこに合わせて増設することもおすすめ。
しっかりした構造で建っていたものなら安心です。
ウッドデッキと組み合わせる
お庭にウッドデッキを作るスペースがある場合には、組み合わせてフェンスも立てることをおすすめします。
土台のしっかりしたウッドデッキとつながっていることで、安心できる強度のフェンスが出来上がります。