1.カーポートをDIYで自作しよう
パーゴラを作れば、同じような構造であるカーポート(車庫)もDIYで作ることができます。
これまでたくさんのお客様からいただいたカーポートのDIY施工事例を見ると、DIYのヒントがたくさんありました。
たくさんのレビューをみて共通しているのは、カーポートDIYで一番重要なのは「基礎作り」だということです。
基礎をしっかりと頑丈に制作してください。
2.カーポートDIYの費用
木製で作るカーポートなら、市販のものよりも材料費を抑えることができます。
木材以外に必要な材料は、屋根用のポリカーボネートとビスなどの金具だけです。
3.カーポートDIYの材料
屋根は耐候性ポリカーボネートがお勧めです。
ホームセンターで購入できます。
※ポリカーボネートは、透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸法安定性などにおいて、高い物性を示します。
耐衝撃性は一般的なガラスの250倍以上とも言われています。
4.カーポートの構造
4-1.パーゴラ(屋根) + フェンス = 木製カーポート
カーポートの大部分を占める柱と屋根の構造はパーゴラと同じです。
そこに回りを囲むようにフェンスを張ることでカーポートの壁となります。
それぞれを組み合わせて施工することで、木製カーポートが完成します。
各作り方ページを参考にしてください。
4-2.カーポートの基礎作り
カーポート制作で一番難しいのは基礎作りです。
フェンスブロックを使えば、ハードウッドの柱(6本)が楽に施工が出来ます。
5.木製カーポート施工例
リーベDIY大賞にご応募くださった皆様のカーポートの施工事例をご覧ください。
5-1.ウッドデッキ付きカーポート
【DIY施工者コメント】
群馬県 五十嵐様 長年作成したかった、二階建てのウッドデッキついに一次工事が完工しました。次は屋根を付けたいと思います。
使用した商品:アマゾンアンジェリーナ、ステンビス
5-2.キューポラのある木製カーポート
【DIY施工者コメント】
定年を間近に男の居場所づくりとしてガレージ改造を開始。側面のラティスを大幅に取り入れた。天井部屋作り、自作の階段が渋い。ハードウッドのひのきサイプレス材は、耐久性という点から庭での雨風に十分に耐えるものと期待。
使用した商品:柱・梁材ひのきサイプレス(90×90)、TRITON ワークセンター2000など
5-3.木製カーポート
【DIY施工者コメント】
木製カーポートの構造材、ラテイスなど木材部分はすべてリーベの商品で作りました。
屋根だけは、近所からポリカーボネートを買った様です。
一番苦労したのは地面が傾斜しているので、柱の長さを決めるのが大変だった。
柱を短くし過ぎて、つなぐ事が一番時間がかかりました。
木製カーポートもびくともしないです。
使用した商品:セランガンバツ製ラティス、ひのきサイプレス材、ジャトバ
5-4.ポリカ屋根付カーポート
【DIY施工者コメント】
当初はラティスフェンスのみを製作しバラを這わせていました。
そのうち、二輪車のガレージと、雨天時でもDIY作業ができる場所にしようと屋根付きウッドカーポートに変更しました。屋根は耐候性ポリカーボネートです。
今ではつる薔薇がよい感じに伸びてきています。
雨に当たらないため病気になりにくくとても元気です。
使用した商品 セランガンバツ柱材、セランガンバツフェンス
5-5.スカイデッキ付きカーポート
【DIY施工者コメント】
屋根の無い、間口8メートル、奥行き4メートルの急斜面にある木製駐車スペース。
ここにガレージを建てるだけでも難しいのだが、その上をウッドデッキにして欲しいと依頼を受けた。
旧家を解体した時に出た丸太を柱にしたのだが、水平を取るのに一苦労、丸太の細工にひと苦労・・・。
それでも、広いウッドデッキの床板にはひのきサイプレスを敷き詰めることを楽しみに制作にかかった。
使用した商品 ひのきサイプレス
5-6.鋼製構造と組み合わせた木製カーポート
【DIY施工者コメント】
予算が足りないけど駐車場上デッキと玄関前アプロチ門柱を作りたくて、急いで作ってみました。
家のベランダとデッキをつなげる工事はこれからですが・・・
素人なりに図面を書いたけど図面どうりにはいきませんでしたが、業者・知合いに教えてもらいながら作りました。
地上から約4mの鉄骨に塗装するのに、鉄骨屋さんに足場を借り塗装しました。
夏だったので塗ってる間に塗料がボサボサになるし、高所作業で結構苦戦しました。
イぺを以前に扱ったことがあるのですが、イタウバは下穴・ビス打ちがやり易かったです。
使用した商品 イタウバ、ビス、枕木(クリームウッド)
5-7.木製フェンスが美しいカーポート
【施工者コメント】
自転車は雨ざらしにすると錆びやすいですね。
今回、F様のお宅では電動自転車を購入予定でした。今までは、2年もすると、錆びてしまうのがお悩みでした。
そこでアルミ製のサイクルポート(自転車の駐車所)を検討して頂いたのですが、
サイクルポートもカーポートもそれほど変わらないので、カーポートを提案させて頂きました。
ところが、現場の間口寸法を測ってみると、駐車・駐輪スペース合せて 3000mm(3m)。
カーポート設置にあたってアルミの柱を立てると、さらに 150mm ほど狭くなってしまう。
そこで、木材でカーポートを作る提案をさせて頂きました。
木材なら、柱材をブロックに架けられる。
さらに、以前のテラスデッキはイペ材で作らせて頂いていたので、
調和した木の雰囲気でいきたいと言って頂き、計画は進みました。
屋根材を耐候性ポリカーボネートを使用しました。
ポリカーボネートは耐用年数の高い透明度のある軟性のプラスチックのような素材です。
短所は夏の熱射により、伸びるということです。
当社では屋根材を独自の工法により固定しておりますので、風雨の対処はもちろん、
スッキリとしたシンプルな骨組みに仕上げることができます。
そうして出来たウリン材の木製カーポート。
お客様からもご近所の方からも施工中にお褒めを頂けるなど、味わいのある木のカーポートができました。
木材は耐用年数20~30年と言われてますウリン材を使用しました。
エンヂ建設様
使用した商品 ウリン
5-8.その他の木製カーポート施工例