天然石の魅力を活かした外構アイテム。カット・加工不要で作れるガビオンキットと、自由にカスタマイズできるガビオン部材を取り揃えています。お好みの石を入れてお楽しみ下さい。
1.ガビオンとは
ワイヤー製のカゴに天然石を詰めた建造物をガビオン(gabion,gabbione:蛇籠)と呼びます。
元々は川岸や斜面の補強に使われていましたが、近年は外構のおしゃれアイテムとして注目され始めています。
門柱・塀・フェンスを始め、ベンチやポール、建物と繋げて装飾に使うなど、インパクトのある外構デザインに取り入れられています。
詰める石の種類によって表情が変わり、素材の特性として耐久性も高いのも魅力です。
アガベ、ユッカ、サボテンなど、流行のドライガーデン向けの植物との相性も良く、洗練された印象を与えます。
2.ガビオンのメリット・デメリット
メリット
- おしゃれ・デザイン性の高さ
- 石によって雰囲気を変えられる
- グリーン・天然木との相性の良さ
- 自由度の高さ
- メンテナンス不要
- 耐久性が高い
デメリット
- 初期費用が高め
- コンクリート下地が必要
- サイズによっては大掛かりな施工が必要
ガビオンの魅力は、何といってもその重厚感のあるデザインです。
中に入れる石によってスタイリッシュにも、植栽に溶け込む自然な印象にもなります。
基本の構造はシンプルなので、据え置き型であればDIYでも作れます。
半円型やコーナーパネルなどの部材もあるので、組み合わせることにより様々なシーンで楽しむことが出来ます。
ガビオンパネルは亜鉛めっきを施してあるので、耐久年数は20年目安といわれるほど長持ちします。
メンテナンスの必要もほぼありません。白い石の場合は時々高圧洗浄機などで洗うと良いですが、経年変化で自然に溶け込んでいくままにするのも素敵です。
一方で、背の高い(90cm以上)ガビオンの場合は、安全性の観念から、専門的知識を備えたプロの業者への依頼をお勧めします。
大きなガビオンは耐震性・強度を鑑みて、据え置きではなく埋設の必要がある場合もあります。
重量があるので土の上ではなく、必ず水平なコンクリートの上に設置して下さい。
またガビオンは材料・石ともに重量物のため配送費用が高めです。お見積りしますのでご相談下さい。
※接合金具は同時購入をお願いいたします。(金具のみの販売は行っていません)
3.ガビオンの初期費用
2026年3月 通常売価
ガビオンはガビオン本体だけでなく石材を用意する必要があるので、送料を含めた初期費用が高めです。 ただし、一度作ってしまえば限りなくローメンテナンスな商品なので、長い目で見れば安いとも言えます。
例:幅1800×奥行450×高さ375mmのガビオンの作成費用
A.部材パネルから自分でカット・加工する場合
| 基本パネルA | 1枚 | 12,000円 |
|---|
| 基本パネルB | 1枚 | 6,000円 |
|---|
| 接合金具(コーナー用) | 100円×58個 | 5,800円 |
|---|
| 石材(チャート石) | 64円×500kg | 32,000円 |
|---|
| 小計 55,800円 |
| 消費税 5,580円 |
| 合計 61,380円 |
※送料別途
※ワイヤー、ヤスリ、錆止め塗料などは含まれていません
ガビオン部材パネルを自分で加工すれば、加工分の費用を抑えることが出来ます。接合金具を使わず市販のワイヤーで接合することも可能です。サイズやデザインなど自由度も高く、DIYの腕の見せ所です。
B.ガビオンキットを使う場合
| ガビオンキット(120310151-015SET) | 1セット | 40,800円 |
|---|
| 接合金具(コーナー用) | 58個 | キット込 |
|---|
| 石材(チャート石) | 64円×500kg | 32,000円 |
|---|
| 小計 72,800円 |
| 消費税 7,280円 |
| 合計 80,080円 |
※送料別途
※ひっぱり製作用ワイヤーは含まれていません
ガビオンキットはパネルのカットや錆止めなどの加工がされた状態で届くので、組み立てがスピーディです。材料の拾い出しの必要もありません。
※キットによって接合金具が含まれていない場合があるのでご注意ください。
4.ガビオンの作り方
パネル・金具・石とは別途ご用意して頂くもの
軍手、ワイヤー(線径2.5~3mm、防錆処理済)、ワイヤー切断・加工用の工具、プラスドライバー、やすり、錆止め塗料
4-1.必要な部材の量を計算して用意する
![ガビオンの作り方-ガビオンの展開図と接合金具]()
- 完成サイズから必要な材料の量を計算して用意しましょう。材料は基本パネルAもしくはBをカットして使います。
- L形にしたり、三角柱にしたり、半円型2つをあわせて円形にしたりと、アレンジも可能です。
- マスが75mmピッチなので、30cm・45cm・90cmなどの単位にすると作りやすいです。
- コーナーパネルを使うことも出来ます。曲げ加工なので切り口が角にならずスタイリッシュに仕上がります。
- 各面のパネルとは別に、幅90cmごとに入れる補強パネルも用意しましょう。
- 接合用の金具の個数(縦横3マスごとに1個)も計算して一緒に購入して下さい。コーナースプリングを使っても面白いアクセントになります。
ガビオン部材一覧はこちら
ガビオンキットはこちら
オーダー品とキットは切り出し加工・曲げ加工の2種類があります。
耐荷重は変わりませんが、強度は曲げ加工の方が高く、すっきりとした仕上がりです。
4-2.届いたパネルをカットして組み立てる
- バネルはなるべく根元からフラットにカットし、バリを取ってやすりをかけてください。凸部分が大きすぎると接合金具のビスが留めにくくなります。
- 切断面には防錆塗料を塗っておきます。
- 縦線を外側にしてパネルを組み立て、金具で留めます。コーナースプリングは端から差し込んでくるくると回すと入っていきます。
- 別途、ワイヤーで補助金具(ひっぱり)を作っておき、入れ忘れないようパネルに引っ掛けておきます。(縦横3マスに1箇所以上)
4-3.石を詰める
![ガビオンの作り方]()
- 石のサイズは75mm×75mmのマスから出ないように、100mm程度がおすすめです。
- 平らな面があれば内側になるように入れると、きれいに仕上がります。
- 石を詰めながらひっぱりをしっかり結束して下さい。
- 最後に上部のパネルを取り付けて完成です。
- ベンチの場合は別途用意した床板を上部パネルに取り付けて固定します。必ずガビオンの両端に床板を渡してください。(床板がガビオンの途中で終わると、歪んだり破損したりする可能性があります)。
5.石の量の目安
ガビオンに詰める石の量の目安は、1平米につき1600kgです。
例えばW1950×D225×H900mmのガビオンであれば、1.95×0.225×0.9=約0.395平米なので、1600×0.395=632kgとなります。
少し多めに見積もるとして、640kg程度が目安です。
当店で取扱っている石は1個=1kg程度が目安なので、上まできっちり詰めるのであれば640個注文することになります。
※天然石は個体差が大きいので、おおよそとしてお考え下さい。 軽石などは比較的送料が安く済みます。
※ガビオンと同時購入して頂ける場合はお見積りいたします。
ガビオン向け石材一覧はこちら
6.施工・メンテナンスの注意
- 防錆処理はしてありますが、内容物やキズにより錆びることもあります。 また到着時にサビが出ている場合があります。
- サイズは多少の個体差があります。
- 高さ90cm以上は安全面の観点からおすすめしていません。高い位置まで内容物を詰める場合は、十分強度をもたせる工夫をしてください。
- 構造的に強度を求められるシーンについては、専門家の指示を仰いでください。
- 施工後に生じた不具合に関しては一切ご対応出来ません。
- メンテナンスの必要はほぼありませんが、倒壊の危険がないか定期的に確認して下さい。
7.配送上の注意
- 重量によっては、フォークリフトが無い場所への配送が出来かねる場合がございます。配送については都度ご相談させていただきます。
- 指定日に不在の場合は、持ち帰りになります。その際は同額の運賃がかかります。
- 通常配送ができないエリアは、お近くの路線便支店での引き取りをお願いする場合があります。
- パレットの回収は行いません。ご自身で処分をお願いいたします。
- 石材と一緒にご注文頂いた場合、出荷倉庫が異なることがあります。その場合は別送になりますので予めご了承ください。
8.ガビオン施工事例
画像はほぼ全て特注品のため、サイズ・作り方などが通常商品と異なる場合があります。また弊社推奨サイズ外もあります。予めご了承下さい。
円筒形ガビオン
円筒形ガビオン
ガビオンベンチ+人工芝
石板付きガビオン
ガビオンの外壁
三角形型ガビオン
ガビオンベンチとウォール
ガビオンのプランター
円筒型ガビオン
ポール型ガビオン
曲げ加工ガビオン
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