白いフェンス、バイナルフェンスの施工方法を説明します。
簡単なフェンスでしたらDIYでも作ることが出来ます。
複雑な施工の際は、当社担当者がプランのご提案、お見積りいたします。
お気軽にお問合せください。
TEL 047-470-9501
バイナルフェンスの設置に必要な道具
![道具1]()
【地面に柱立てに必要な道具】
地面に柱を立てる場合は写真左の「ダブルスコップ」で、直径 20cm 程度の穴を開けます。
ブロックやコンクリートに柱を設置する場合は写真右上のハンマードリルと差し筋アンカーとそれを打ち込むスチールハンマーが必要となります。
![道具2]()
【その他の道具】
上段左からスコヤ(金差しでも可)、水糸、水平器。中断左からヤスリ、スケール、カッター。 下段左からゴムハンマー、プラノコ、インパクトドライバー、サンダー(ダイアモンドまたは鉄用の歯)
![道具3]()
【モルタルに必要な資材、工具】
砂3に対しセメント1が基準とされています。 あらかじめ、砂とセメントが混ざって水を入れて攪拌(かくはん)するだけで良いという商品もあります。
混ぜるには平型のバケツと角スコップがあれば便利です。
土の地面に直接設置する場合
![穴掘り]()
【1:穴を掘る】
ダブルスコップで、所定の位置に、垂直に穴を開けていきます。砂利混じりの土やガラが入っているとちょっと大変です。
普段あまり使わない筋肉を使いますから、休み休みマイペースでやりましょう。
![穴深さ]()
【2:穴の深さ】
根入れ用の柱を注文すると、根入れ深さ 約60cm を見た資材が納品されてきます。 地上高さ 90cm 程度の低いフェンスであれば 45cm~50cmでも充分でしょう。
地域で指定された凍結深度も関係しますが、札幌でも 60cm ですから、60cmでまず心配ありません。
![採石]()
【3:採石】
穴の底が下がらないように砕石や砂利を入れましょう。
![転圧]()
【4:転圧】
バタ角などを用いて突き固めます。 突き固めた後で、再度、深さを確認して調整しておきましょう。
![基礎モルタル]()
【5:モルタル入れ】
練ったモルタルを入れます。 量の目安は砂にして 25kg/1袋 程度ですが、穴が大きいと不経済なことになります。
![柱立て]()
【6:柱建て】
モルタルは地面の下 10cm までが目安ですが、半分くらいまでモルタルを入れ、一度 柱を立て位置を決めてから残りのモルタルを入れると、位置が決めやすくなります。
![垂直]()
【7:垂直の確認】
水平器を用いて柱の垂直やねじれがないことを確認し、周辺の土をかぶせて足でよく踏みしめて固定します。
さらに、柱の中に上からモルタルを地面の高さまで入れておくと、よりシッカリします。
![水平]()
【8:水平の確認】
同様に次の柱を立て、下端のレールを差込み、水平器を乗せて水平を確認します。
![子柱]()
【9:ピケットの差し込み】
下端のレール穴に、ピケット(縦桟:たてざん)を差込んでいきます。
![上桟]()
【10:上端レールとピケットの取り付け】
片側から順に、上端レール穴にピケットを入れていきます。
![隙間の調整]()
【11:すき間の調整】
上端レールの左右、下端レールの左右が均等になるように調整します。
![レールの固定]()
【12:レールの固定(引き抜きの防止)】
上端レールの固定には、ビスを取り付けるのが簡単です。
ビスは下端レールには取り付けにくいので、バイナルの破片(1.5cm角程度)を作っておき、 下端レールの下面の両側の柱際の目立たない場所に、専用接着剤で貼付けておくと、どちらも柱に押し込めない状態になり、固定できます。
![ビスの取り付け]()
【13:ビスの取り付け】
少し浮かせておけば、頭が穴に引っ掛かって抜けなくなります。
![キャップの取り付け]()
【14:上端レールとピケットの取り付け】
専用の接着剤を、キャップの底もしくは柱の上部に付け、キャップを取り付けます。 水がついていると接着しないので、乾いた雑巾でキャップの上部の水をふき取ってから取り付けます。
1.5oz のチューブ1本でキャップ10ヶ所が目安です。
8oz のチューブもあります。
![掃除]()
【15:そうじ】
濡れた雑巾で汚れを拭き取れば、完成です。
簡単に汚れが取れることを実感してください。
![完成]()
【完成】 単に白いだけではなく、抜けるような清潔感のある色です。
コンクリートやブロックの上に設置する場合
![穴あけ]()
【1:アンカー打ち込み用の穴あけ】
ハンマードリルで各柱に2ヶの穴を開けます。 大きさは 14.5mm 程度のビットを利用します。
下端レールとアンカーが当たらないように、開ける位置を注意します。
![アンカーの打ち込み]()
【2:アンカーの打ち込み】
スチール製のハンマーで上部を叩くとアンカーの底についた金具が広がり、摩擦によってコンクリートとアンカーが固定されます。
![アンカー取り付け完了]()
【3:アンカー取り付け完了】
この段階でグラツキがあると、後々柱がグラついてきます。 ガムテープを1cm程度に裂いて、2本のアンカーの上部をきつく縛っておくことをおすすめします。
![柱をかぶせる]()
【4:柱をかぶせる】
アンカーを隠すように柱を被せます。
下地にキツイ勾配がある場合などは、勾配に合わせて柱の下端をカットすると垂直が出しやすくなります。
![レールの取り付け]()
【5:レールの取り付け】
下端レールの小口に、モルタル侵入防止のためにガムテープを貼り付けておきます。
![モルタルの流し込み]()
【6:モルタルの流し込み】
市販の園芸用のスコップなどを使って、柱上部からモルタルを挿入します。
柱の1/3以上、かつアンカーが、錆びないように隠れる高さが目安です。
施工時の注意事項
- 下部レールの中央下には、水抜きの穴を開けてください。
- 穴が無いとフェンス内部に水が溜まってしまいます。 ご注意ください。
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