最終更新:

湿害対策 床下換気システム『エコピオ』

湿気による住宅環境の悪化改善を目的とした「床下換気・通風」システム
業界初の撹拌送風技術の製品化に成功したのが、この「エコピオ」シリーズです。
以来、換気機能をさらに発揮させるべく、新たなサーキュレーション(循環通風)技術の確立と応用を目指しています。

業界初の撹拌送風技術の製品化に成功「エコピオ」シリーズ

特徴

【セントラル(床下中央部)設置方式の採用】

従来の床下換気扇のように中央部から離れた北側換気口へ設置し、空気を遠くから引っ張るのではなく、高湿ゾーンである床下中央部付近へ製品を直接設置することで、1台のみでも湿気をダイレクトに排出することが可能となります。

【空気流路の短縮化】

従来方式の「南→北」とは異なり、『MS-301』の新方式では、床下の風の流れは「全周→中心」となります。
風の移動距離は従来の約半分となり、内部損失やショートカット現象
(近くの換気口から優先的に吸気してしまい効果的な全体換気ができなくなる現象)
が限りなく少ない、高効率換気が実現できます。

【排気機能と撹拌機能の融合】

業界で初めて、独自の撹拌送風(=サーキュレーション)機能と、ダクトによる排気機能を 1台のボディに凝縮しました(特許出願申請済)。
本体に設けられた4箇所の吹出口からの強力な撹拌送風は、床下の空気を緩やかに流動させ、 単なる換気扇を複数台設置しても実現できない「隅々までの換気」を、1台で可能にします。
また排気側は、取り回しの良い小径(φ75mm)ダクト方式を採用。
配管設計の自由度が高く、狭い床下での施工性に優れます。

エコピオの特徴
エコピオの特徴

上記の特長による通風換気の効率化・高機能化により、従来の床下換気扇の平均設置台数3、4台に対し、 『MS-301』はわずか1台で20坪程度までの床下に対応し、効率的な防湿効果を発揮することが可能となりました。
(中基礎の区画が複雑な現場では、最小限の撹拌機併設が有効な場合もあります)。
もちろん当社他機種にも採用されている、アルトピア独自の「ファン回転自己診断センサ(じこしんせん)」を搭載し、 万一の回転不良時には、ブザーと信号で異常をお知らせします。

導入のメリット (経済性と社会的意義)

『MS301』は、従来方式の床下換気扇と比較し、下記のようなメリットを有します。

  • イニシャルコストの削減(工事費も1台分のみです)
  • 電気代等のランニングコスト削減(1台なので、電気代もわずか1ヶ月=約117円程度です)
  • 低騒音(床下最奥部へ設置するため、運転音は気になりません)
  • ユーザーの安心感アップ(設置台数が明確なので、リフォームでも、多量な台数を設置される心配が無くなります=悪質業者の撲滅に寄与します)

価格

シリーズの中から一般的なタイプの価格をご紹介しています。
この他にも住宅や工法に合わせて、さまざまなラインナップで対応いたします。

エコピオ MS-301 Siシリーズ

床下全体の空気を撹拌・循環させ、同時に低風量換気を行う。システム構成により、Si-1、Si-2、Si-3と3つの基本パックをラインアップ。

公表価格(税別):147,000円/セット (Si-2パッケージ)

エコピオ MS-301 Siシリーズ

エコピオ MS-301 Sbシリーズ

基礎に換気口(基礎パッキン含む)のある床下用の換気システム。床下中央部付近へ設置し、周囲へ撹拌送風しながら(特許出願済)ダクトで高湿空気を排気する。適用面積:20坪/1セット。

公表価格(税別):89,000円/セット (基礎換気口排気用パック)

エコピオ MS-301 Sbシリーズ

採用事例

これまで様々な工法の住宅へ採用されています。

新築物件への設置例

大切な資産である住宅を長く大切に維持するためには、床下の環境悪化を未然に防ぐことが重要です。
日本は湿気の多い国。新築時に換気システムを導入されるビルダー様が増えています。

新築物件への設置例

既築住宅への設置例

防湿対策を十分に行っても、立地条件や間取り、構造によっては床下の湿害を避けられないケースがあります。
この床下用換気システムはそのような現場に多く設置され湿害抑制に大きな効果を発揮しています。

既築住宅への設置例

お問い合わせ

リーベ法人営業部

TEL: 047-470-9501   FAX: 047-470-9073   Email: co@liebejapan.com