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スーパージュライトシリーズ

鉄板、ゴムマット、コンパネの代用として、軽くて耐久性のある樹脂製敷板「スーパージュライト」シリーズがおすすめです。
建築・土木現場や倉庫・工場、農場やイベント会場など、さまざまな場所で使われています。

目次

特長

特長

特徴

  1. 輸送効率が良く、軽量で運びやすい!
    敷鉄板、ゴムマットよりも軽く、持ち運びが簡単です。
  2. 厳選された再生原料で優れた機能と強靭性!
    弾力に富み、柔軟で割れにくい。
    地面のでこぼこにも馴染みやすい製品です。
    衝撃に強く、圧縮に耐えられる丈夫な製品です。
  3. 電動工具で自在に加工可能!
    柔軟で劣化しにくく、穴あけや加工も自由自在。
    電動鋸やジグソーでカットでき、クギ打ちも可能です。
  4. 実績にもとづく10年以上の耐久性!
    物性劣化しにくく外気温-15℃から50℃で使用可能です。
  5. ポリエチレン製で手入れが簡単!
    汚れが付きにくく、簡単に洗い落とせます。
    また、ガソリンなどの溶剤による損傷がほとんどありません。

導入事例

建築・土木現場
導入事例
  • 屋外作業所
  • マンション工事現場
  • 駅舎工事現場 など
農場・農園
導入事例
  • ビニールハウス入口養生
  • 養豚ファーム床養生
  • JA花樹販売ゾーン床養生 など
通路・敷石の養生
導入事例
  • 石畳の養生
  • 路面養生 など
イベント・仮設利用
導入事例
  • 国体会場芝養生
  • 養乾田内通路養生
  • 仮設駐車場 など
倉庫・工場床面
導入事例
  • 工場の床養生
  • 倉庫の床の保護
  • 資材置場 など
その他利用事例
導入事例
  • トラックの荷台の保護
  • 変電所敷地内養生 など

ジュライトシリーズジュライトシリーズ

スーパージュライトシリーズスーパージュライトシリーズ

環境対応について

騒音試験

ジュライトシリーズ

敷鉄板の上で建機・重機の鉄製クローラにて走行を行った場合、クローラが敷鉄板を打撃する騒音が発生します。
住宅地、学校、病院の近隣で鉄製クローラ走行を使用する必要のある現場で、敷き鉄板の上にニューダイコク板、あるいはジュライトを設置した場合に、騒音防止効果がどの程度得られるか、関係各社様のご協力の元、実際のテストが行われました。

テスト結果

鉄製クローラ走行の場合、クローラ自体の接触騒音と、クローラが敷鉄板を打撃する騒音とに分類できます。 ニューダイコク板、スーパージュライト、ジュライトを敷いた場合、クローラ自体の金属接触音を軽減することは、当然の事ながら出来ませんが、クローラと敷鉄板の打撃音については効果が認められます。

試験の印象

ニューダイコク板、ジュライトなどを敷設して鉄製クローラにて走行した場合、明らかに カンカンという金属の打音が減少しています。
また、金属の打音が明確に減少すると共に、地面に伝わるクローラ打撃の振動も軽減しています。
この、明確な効果を考えると、住宅密集地、学校、幼稚園、病院等の隣接現場では、騒音と振動の低減に、ニューダイコク板、スーパージュライト、ジュライトのご使用をお勧めできると印象付けられました。

環境汚染について

スーパージュライトはポリエチレン樹脂を使用した商品ですので、燃焼しても二酸化炭素と水にしかなりません。
また、重金属類を含みませんので土壌汚染の心配はありません。

0.005mg/l 未満アルキル水銀0.0005g/l 未満
カドミニウム0.001g/l 未満ポリ塩化ビフェニル0.0005g/l 未満
全シアン0.10g/l 未満ベンゼン0.001g/l 未満
0.005g/l 未満セレン0.002g/l 未満
六価クロム0.020g/l 未満ほう素0.20g/l 未満
ヒ素0.005g/l 未満フッ素0.20g/l 未満
総水銀0.0005g/l 未満
土壌汚染対策法に基づく土壌溶出量調査の測定結果

適用可能な地盤強度

スーパージュライトシリーズは4.2tの車両で走行実験したところ、N値2以上での使用が確認できました。
※走行する車両の重量により、必要とされるN値は変化します。

N値とは?

地盤の硬さを表す値をN値と呼びます。
数値が大きいほど硬い地盤となり、N値は地盤の硬さを表す標準的な指標です。
値が同じでも粘性土・砂質土・ローム質土等地質により数値は異なります。


N値とは?


N値とは?

N値1以下はこのようにたわみます

信頼と実績

官公庁や自治体など多くの実績があります。
製品の丈夫さには絶対の自信を持つ、プラスチック製造50年の実績があるメーカー製です。

ラインナップ

ジュライト6

シリーズ最軽量タイプで、手軽に養生!さまざまなシーンをあなたの思い通りの快適空間に。

ジュライト10

軽量タイプの厚み10mm判、軽量なので手軽に養生できます。

スーパージュライト36

シリーズ中、最も汎用性が高く、最大輪荷重80トンにも耐える丈夫で地面に馴染む人気の敷板です。

スーパージュライトM2

汎用性の高い「スーパージュライト36」のメートル版です。

スーパージュライト48
シリーズ最大サイズで、タフな現場養生に最適な丈夫で敷設効率のよい敷板です。

スーパージュライト48-W

従来のスーパージュライト48の裏面に滑り止めを新たに追加。傾斜地等に威力を発揮!

スーパージュライトハーフ

場所の取れない工事現場やハウス周辺の足場など用途に合わせてご利用いただけます。

らくらくばん

滑り止め付き(凸3mm)で超軽量(10kg)、手軽に敷けて簡単にらくらく養生できます。【農業専用】

注意事項

ジュライト・スーパージュライトは軽量の仮設、養生用の再生ポリエチレンを主体とした環境対応樹脂製品です。
樹脂の特性を活かした敷板として様々な用途にご利用いただけるものと確信いたしておりますが、敷き鉄板に代わる強度はなく、敷設する地面の保持力の強さに影響を受けます。
ご利用になる前に取り扱いの注意をご覧になり、安全にご使用下さい。

 事故防止のため下記のご使用は禁止です。

  • ブリッジや穴の径が大きく、人や車両などの重量がかかる場合は使用できません。
  • 軟弱地盤でのクレーンのアウトリガー用敷板としての使用などはできません。
  • 軟弱地盤や傾斜地等での使用はしないで下さい。
  • ジュライト・スーパージュライト上での車両走行にあたり急発進、急停車、急ハンドル等の操作はしないでください。板がずれたり、飛ばされる恐れがあります。ずれ防止に結束バンド等で連結した場合も上記操作により、はずれる場合があります。
  • ジュライト・スーパージュライトの上で、焚き火等直火のあたる使用はできません。
  • 強風あるいは突風が吹く環境下では、板が飛ばないようアンカー等で下地に固定して下さい。台風など危険が予想される場合は敷板を撤去ください。
  • 鉄の溶接作業等の下敷きとして使用する場合は、防炎シートを上に敷いて使用して下さい。

 ジュライト・スーパージュライトは樹脂製品です。使用には充分ご注意下さい。

  • ショベルやバケット等による、鋭角な当て、バーナー等の火花、砕石の踏みつけ等で、裂けや傷等がつく場合があります。
  • 段差のある場所で車両等が乗った場合、板がせん断する恐れがあります。
  • 使用時、外気温の範囲は15~50℃前後です。
  • 気温の高低により敷板の寸法が伸縮します。特に閉じられた床全面に敷き詰める場合には気温差による伸縮に留意し、隙間を開けるなどの対策をしてください。
  • 下地がコンクリート・アスファルトの場合は熱による反りが発生する場合がありますので、アンカー等での固定を推奨します。

Q&A

Q:スーパージュライトは何からできていますか?

A スーパージュライトは厳選した再生ポリエチレンを主体として作られています。土壌汚染に有害な影響をもたらす物質を含まない原料を使用しております。

Q:鉄板と樹脂製敷板のトラック積載量はどのぐらい違いますか?

A: 鉄板はかなり重量がありますので、10tトラック1台の積載枚数は18枚となりますが、スーパージュライトの場合は40kgと軽量なため台に225枚も積むことができます
鉄板を225枚を運ぶためには10tトラックが13台必要となりますので、スーパージュライトなら輸送コストと同時に輸送時間も大幅に抑えられます。

Q:スーパージュライトはどれくらいの期間使用できますか?

A: :使用するポリエチレンの一般物性から通常のご使用で7年としています。経年により、表面は白化してきますがカット断面は、異常が見られません。耐久性としては10年以上の実績を持っています。

Q:スーパージュライトはどれくらいの重量に耐えられますか?

A:車両総重量80トン。
建材試験センターの試験データでは当初から2,000t/m2以上の数値が出ており、接地面積から換算すると車両総重量80tに十分耐えられる数値です。安全を考慮の上で80tの表記に至りました。
4.2tの車両で実験走行した結果、N値2以上での使用が確認できました。足が沈み込むほど地面が柔らかい場合は、スーパージュライトが曲がり、沈み込む恐れがありますので使用できません。

Q:重機の走行でシボ(表面突起)はどうなりますか?

A: 走行テストを行った結果、通常のゆっくり走行では、シボに軽微な損傷が見られますが、基材そのものに問題は見られませんでしたが、重機による板上での急旋回や急発進の場合は、その摩擦熱でシボが変形または削られる場合があります。

Q:スーパージュライトの連結はどうすれば良いですか?

A: スーパージュライトを複数お使いの場合は、安全の為に連結をお勧めしております。安価で比較的簡単な連結の方法として、ナイロン製やステンレス製のインシュロック®がおすすめです。スーパージュライトは軽量のため、連結により安定感が増します。※インシュロックはヘルマンタイト社の商標です

Q:スーパージュライトは、下地に馴染み易く移動が簡単に出来るように丸められると聞きましたが、設置時は平らになりますか?反ることはありませんか?

A: 広げてしばらくすると平らになります。冬季の気温の低い環境では、端部が若干反る場合があります。また、冬季と夏季では板の固さが違いますので曲げる固さが違います。

Q:床などへの敷き並べの際に注意する点はありますか?

A: スーパージュライトは気温によって、収縮します。気温1度の変化によって、1Mあたり0.13mmの収縮があります。したがって敷設の際には、伸び縮みを勘案して離して敷設するようにしてください。
例)気温55℃では、製造時の気温が25℃となっていますから、30℃×0.13=3.9mm/1Mとなり、長手方向が1.8Mですから約7mmの伸びを見込んでください。

Q:スーパージュライトの耐薬品性はどうなっていますか?

A: スーパージュライトは薬品に強く、有機溶剤や酸にもほとんど侵されないと言われています。また土壌汚染の心配もありません。