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危険ブロックの代替 木塀(もくべい)・目隠しフェンス

危険ブロック塀倒壊で尊い子供が亡くなった事件後から軽く、高い耐久性の木製フェンスが見直されています。
多くの各区市町村は危険ブロックを撤去し、木製のフェンスに補助金を支給しています。

例として、各市町村では、下記のような内容で補助金を支給促進をしております。
危険ブロック塀等改善補助事業、ブロック塀等の撤去に補助金、ブロック塀等撤去工事等助成、ブロック塀等防災対策促進事業補助金、 ブロック塀の改善補助金交付・利子補給制度など全国の都道府県、市町村で補助金がでます。
危険なブロック塀から安心の木製フェンスを考えてみませんか。
メーカー:大日本木材防腐(DMB)
創業100年のDMBは木材防腐のトップメーカーです。

あたたかい木のフェンス 木塀(もくべい)の特長

木塀(もくべい)の耐久性

屋外でも安心して利用できる木材の耐久性を高めた木塀(もくべい)です。
最も耐久性が向上する、加圧式保存処理方法で製造した木材を使用しています。

薬剤はJ I S規格に規定された木材保存剤を使用し、屋外での利用に適したJAS規格‐K4相当 又は AQ1種の性能区分の材料を使用しています。
加圧式保存処理木材は、廃棄上の有害物を含まないので、通常の木材と同じ廃棄の処理が可能です。
木材は国産材を使用し、各都道府県産材を利用できます。

〇加圧式注入処理材とは

加圧式注入処理剤

加圧式注入処理

加圧式注入処理とは圧力容器を用いて、 加圧と減圧により薬液を木材内部に押し 込む処理方法です。(JIS A 9002「木質 材料の加圧式保存処理方法」)。
処理された木材は、左写真のように薬剤 の保護層(青色部分)を築きます

性能区分木材の耐久性
K4相当
又は
AQ1種
通常よりはげしい腐朽・蟻害のおそれのある条件下で、高度の耐久性の期待できるもの

木塀では、JAS規格 保存処理 性能区分K4相当
又はAQ1種の材料を使用しています。

日本木材防腐工業組合では、加圧式保存処理木材の耐久性を 明らかにするために、公的機関と共同で耐久性の調査を行っています。

〇木材保存剤で処理された杭の耐久性調査 (森林総合研究所ほか)
試験風景
試験風景
処理杭
処理杭
無処理杭
無処理杭

最も劣化が促進する地面に接する箇所の評価で、いずれの薬剤でも15年以上の耐久性があることが確認されています。

○森林総合研究所での保存処理製品( 支柱杭)の耐久性試験

耐久性試験1 耐久性試験2

ここでは実際の製品を、公園内の柵の支柱として設置して 耐久性を調査しました。
木塀と同じ環境下である、非接地 部(頭頂部)の耐久性は、いずれの薬剤でも12年の経過時 で、健全という結果でした。

○垂直暴露テスト(森林総合研究所ほか)

垂直暴露テスト

木塀と同様の条件である、木材を立てた状態での暴 露テストも行っています。
7年経過しましたが腐朽は確認されていません。

軽く、衝撃の小さな材料

表に示した密度のように、木材はほかの構造材に比べて軽く、柔らかみもあるため衝撃の小さな材料です。

素材密度
木材(スギ)0.4
鉄鋼7.9
ポルトランドセメント3.2
木塀(もくべい)の耐久性

基準風速36m/sに対する強度をクリアします。
構造計算を行うことにより、強度を確認しています。

基準風速(m/s)36
地表面粗度区分
木材の樹種・品質スギ無等級材

標準モデルの図面を、透かしのない風を全面に受ける設定にて構造計算をしております。標準モデルの枠組み
を使用すれば、板張りのデザインは変更が可能です。※基礎については、構造計算の対象に含めていません。

地球温暖化防止

木塀は二酸化炭素を固定することで、地球温暖化防止に貢献します。
樹木は二酸化炭素を吸収し、光合成により炭素化合物として樹幹内に炭素を固定します。
木材を長期間使用することで、木塀は大気中の二酸化炭素の固定に貢献します。

木塀標準モデルは、1mあたり0.06m3 のスギ材を使用
0.06×0.35(スギ材の全乾比重)×0.5(木材中の炭素含有率)×3.67(二酸化炭素換算率)=0.038(t)から、
木塀1mあたりに38kg の二酸化炭素を固定します。

標準モデル(例)

木塀【縦板塀型(片面タイプ)】板幅100mm

片面張り

【材料の仕様】

木材の樹種国産材(スギ、カラマツ、ヒノキ)
木材保存剤JIS K 1570「木材保存剤」に規定されるもの
保存処理品質「製材の日本農林規格」保存処理 性能区分K4相当 又はAQ1種
金物の防錆ステンレス製。 または鋼製のめっきとして、JIS H 8641( 溶融亜鉛メッキ)に 規定する2 種35(HDZ35)又はこれと同等以上、樹脂複合被膜、カチオン電着塗装のもの

【標準モデルの価格(設計価格)】

1スパン(1,500㎜)1mあたり
縦板塀型(片面タイプ)¥60,000¥40,000(参考 ※)

木塀【縦板塀型( 両面タイプ)】

両面タイプ

木塀【縦格子型】

縦格子型

施工事例

加圧式保存処理材を使用した木塀は多くの実績があります。

施工事例

木塀のメンテナンス

JAS 規格‐K4相当 又はAQ1 種の性能区分に対応した加圧式保存処理をすることで、腐朽や蟻害に対して20 年の耐用 年数が期待できますが、メンテナンスを行うことでさらに延長することができます。腐朽や蟻害以外にも、日焼けや風化 (ヤセ)などの変化が起こるため、外観の維持も含めた下記のメンテナンスを行うことをお勧めします。
●日焼けや風化に対しては塗装が有効です。外観の劣化具合を観察いただき、木材保護塗料の施工をお勧めします。
●支柱の地際部や、笠木、木材同士の接合部が劣化を受けやすくまた構造上重要な箇所になりますので、定期的に点検を お勧めします。
●ビス止めの場合でも、木材のヤセや振動により緩む場合があるので、増し締めしてください。
●周辺の雑草や樹木が成長するなどして、期せずして水がたまる環境に変化する場合があるので、周辺環境を整備してください。

不燃木材について

木塀は以下の法律の適用を受けます。
●防火地域では、高さ2mを超える木塀は不燃材料で製造する必要があります。
●準防火地域で、延焼のおそれがある高さ2mを超える木塀は不燃材料で製造する必要があります。
木材の不燃化、不燃処理加工についても対応しておりますので、ご相談ください。

ご注文・お問い合わせ

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