木質ペレット燃料という地球に優しいバイオマス燃料を使用するストーブ
ペレットストーブと薪ストーブとの比較
導入コスト
| ペレットストーブ | 薪ストーブ |
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| 本体 | 約300,000円 ～ 600,000円
※機種により異なる | 約200,000円 ～ 600,000円
※機種により異なる |
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設置費用
配管・工事費 | 配管・工事費
合計 約150,000円～
※使用配管、設置方法で異なる
※設置地域、特殊住宅※１ により異なる | 煙突部材・工事費
合計 約800,000円 ～ 1,100,000円
※二重断熱煙突を木造二階建てに使用した場合
※設置場所の状況に応じて価格は変動 |
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| 設置備品 | 炉台
（不燃仕上げ） | 鋳物製は必要
その他機種は不要
※オプション敷板あり：約20,000円 | 床や壁を熱から守るために
炉台と防火壁が必要
※施工方法により費用は異なる |
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| 床の補強 | 基本的には不要
※必要な場合もあります |
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| 総合計 | 約420,000円 ～ 760,000円 | 約1,000,000円～ |
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※１ 特殊住宅 … 壁がコンクリート、２階以上の設置などを指します。
- ［まとめ］
- 各項目において薪ストーブのほうが費用が掛かるようで、総額では薪ストーブのほうがペレットストーブの２倍くらいの予算を考えておく必要がありそうです。
ランニングコスト・備品
| ペレットストーブ | 薪ストーブ |
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| 燃料 | 木質ペレット | 薪 |
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| 燃料の保管方法 | 屋内・屋外 | 屋外の薪小屋 |
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| ▼ １袋（10kg）＝620円として計算 ▼ | ▼ １束＝500円として計算 ▼ |
１シーズン
30日×４ヶ月 | １日
10時間使用 | 約74,400円
※１袋（10kg）／10時間 | ひと冬 … 約120,000円～180,000円
１日 … 約1,000円～1,500円
１ヶ月 … 約30,000円～45,000円 |
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１日
朝晩のみ | 約30,000円
※関東圏での平均は600kg |
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| 電気代 | 約2,000円
※着火時：300～400W
※稼動時：100W未満 | － |
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| 備品 | ストーブフェンス（オプション） | 斧, 減震グローブ, スコップ, トングセット, 薪ラック, 薪ストーブ用フェンス etc. |
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メンテナンス
| ペレットストーブ | 薪ストーブ |
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| シーズン前後 | ●排気筒※２の掃除 |
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●メーカー／販社による点検・清掃
※２年に一度くらいで清掃依頼されることをおすすめします。
点検料：１年以降 15,000円～ | ●煙突の掃除（ススはらい） |
| ●ガスケット※３の点検・交換 |
| － | ●炉内の掃除・除湿 |
| － | ●燃焼室の灰やスス、タールを
ブラシなどで取り除く |
| － | ●耐火レンガやロストル※４（火格子）の劣化があれば交換 |
| － | ●通気を保つ、または除湿剤を入れて湿気がこもらないようにする |
| 日常点検 | ●燃焼皿に残った灰を取り除く | － |
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| ●ドアガラスの清掃 |
| ●灰受けの掃除 |
| 部品 | ●電気部品の交換など
※必要な場合のみ | － |
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※２ 機器からの排気温度が260℃以下を排気筒とする。
※３ 煙やススなどが室内に漏れ出ないようにドアを閉めた時に密閉させるためのパッキンの役目をするもの。ガラス繊維でできています。
※４ ロストルを置くことによって下から空気が入りやすくなり、薪の燃焼を促します。
- ［まとめ］
- 簡単な掃除程度で済むのが『ペレットストーブ』。
ススやタールなどの掃除で苦労しそうなのが『薪ストーブ』
仕様・機能
| ペレットストーブ | 薪ストーブ |
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| 着火 | 自動
（電源スイッチをオンにする） | 着火剤・焚き付けを使用して着火 |
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| 消火 | 自動
（電源スイッチをオフにする） | 空気バルブを全閉して自然消火
※水は使用しません。
（鋳物製ストーブの場合、急激な温度変化による収縮によりヒビが入る場合があります。） |
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| 燃料供給方法 | モーターによる自動供給 | フロントドアより薪をくべる |
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| 温風ファン | 自動
（一定温度になると温風が吹き出す）
※機種によっては一定温度を保つ機能あり | なし |
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| 安全機能 | 耐震性機能 ほか | なし
※自動で消火するといった安全機能はありません。 |
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| 給排気方法 | ＦＦ式（関東圏主流・推奨）
ＦＥ式 | ドラフト式
※燃焼によって生じる自然のドラフト（上昇気流）で煙突を介して外部に放出 |
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| 給排気筒径 | φ 80～120（外径）
一重管、二重管 | 一般サイズ φ 150（６インチ）
※断熱二重煙突 φ 200（外径） |
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| 電源 | 100V | － |
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| 暖房目安 | 8～30畳
（機種による） | 機種による |
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| 灰量 | 少ない
（燃料１袋を燃焼して茶碗の 1/3 程度） | 多い |
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| 設置場所 | 戸建て
（新築・中古） | ＯＫ | ＯＫ |
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| マンション | ＮＧ | ＮＧ |
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- ［まとめ］
- 電源が必要で機能の充実しているのが『ペレットストーブ』。
手間は掛かりますがアナログ的でアンティークなのが『薪ストーブ』。
メリット・デメリット
| ペレットストーブ | 薪ストーブ |
メリット | - おしゃれなデザインのものが多い
- 操作が簡単で、炎・タイマー機能、炎の調整などファンヒーター並みの操作性
- 点火・消火がスピーディー
- 燃料補給が自動
- 煙・灰の量が少ない
- 結露が発生しない
- 遠赤外線効果で身体の芯から温まる
| - 部屋全体がじんわりと暖かい
- 薪ストーブクッキングが楽しめる
- ダイナミックな炎を楽しめる
- 遠赤外線効果で身体の芯から温まる
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デメリット | - 電気を使うので、停電時は使用できない
- 操作が簡単だが、電化製品のように故障・修理が必要な場合もある
- 薪ストーブのような炎を楽しむことはできない
- ファンを使って給排気・送風するので、ファンの音は完全消音できない
| - 設置費用が掛かる
- 薪の入手が容易ではない
- 煙が多いので、都市部では配慮が必要
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