雨、風、紫外線にさらされるウッドデッキは、ささくれ、トゲなどが大なり小なり必須です。
大人も子供の素足で走る場合は、事前にささくれなどのメンテナンスをしましょう。
ウッドデッキのメンテナンスをしよう!
施工直後はつやつやピカピカのウッドデッキも、一年も日光や風雨にさらされると変化します。
色はシルバーグレーに退色し、表面はササクレやトゲがでてくることも。
イタウバマットグロッソ施工時![イタウバマットグロッソ施工時]()
一年後![一年後]()
手順1 サンダー(やすり)掛け
床面をサンダー(やすり)掛けします。
ハードウッドは硬いため、80~100番くらい
のやすりがおすすめ。
メンテナンス Before After
見違えるほどきれいになりました!まるで施工直後のようですね。
ウッドデッキはこのような定期的なメンテナンスを行い、末永く大切に活用したいですね。
Before![Before]()
After![After]()
ウッドデッキのメンテナンスにおすすめの塗料
ウッドステインプロ
カラー・容量一覧はこちら
木の種類別おすすめカラー |
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ブラウン色系(イタウバ マットグロッソ州産、イペ等) |
→ |
ウォールナット |
赤褐色系(ウリン、マニルカラ等) |
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チーク |
白色系(セランガンバツ、サイプレス、ベルダデッキ等) |
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ピニー |
1,ソフトウッド・ハードウッド・樹脂デッキのささくれ
ソフトウッドデッキ材
レッドシダー、SPFなどのソフトウッドは、木自体強くないのでささくれは出やすいです。
ハードウッドデッキ材
ウッドデッキ材の樹種により差があります。
樹脂デッキ
樹脂デッキは、比較的ささくれは出ません。木粉を使用しているから。しかし、樹脂もささくれ、バリがでてきます。例えば、樹脂のビールケースがぼろぼろになっている光景は数度、見ているのではないでしょうか?樹脂デッキは、年数は分りませんが、当然、バリがでてくると考えられます。
*樹脂デッキが発売されてからの歴史が短いので、100%のコメントはすることが出来ません。
2.ささくれ・トゲ・バリの補修・修理・防止対策
◆ サンダー
一番簡単なのが、電動サンダーです。気になる場所をサンダーがけすればすぐにささくれは取れます。
紙やすりは
- 荒い表面・塗装はがし
- :40番〜100番
- 下処理、仕上げ材
- :100番〜240番
(大凡のウッドデッキならこの番手で十分。)
- 木材の艶出し、最終仕上げ
- :20番〜800番
◆ サンドペーパー
多少のササクレのみなら、サンドペーパーを使用します。さっとこするだけ、手作業でささくれ、バリを取れます。
とくにフェンスやウッドデッキの手すりはささくれ、バリが木になる箇所ですので、手入れを忘れずに。
◆ 木工ボンドとマスキングテープ
大きなトゲの場合は、木工ボンドとマスキングテープで養生をし、トゲを対策します。
◆ 塗料
木部用の塗料を塗ることもささくれなどの防止になります。木材は紫外線を浴び続けることで劣化が進みます。
おすすめの塗料は、ウッドステインプロです。
3.ウッドデッキに対するメンテンナンスの心構え
ささくれ・トゲ・バリを気にしないのもありです。私のウッドデッキは20年選手ですが(下記写真参照)、たまに素足で歩きます。多少の劣化は感じますが、意識して歩けば怪我をすることも無く、全く問題ないです。
天然木の味わいの一つとして、そのものの変化を受け入れるのも良いと思います。