経年変化に関する様々な情報
1: 退色に関する情報
2: 寿命、腐りの情報
3: 材料の経年変化の情報
1: ウッドデッキ・ウッドフェンスの退色に関する情報
ウッドデッキの経年変化
天然木でできたウッドデッキは天然の無垢材なので、直射日光に当たることにより、夏を1,2回過ごすと
徐々にシルバーグレーに変色します。
色の変化には設置場所などの環境により差がありますが、下記に経年による変化の例を掲載します。
ヨーロッパでは、シルバーグレー化した風合いが好まれていて、敢えて経年変化した木材が選ばれることが多いです。
リーベのお客様の実績としては、イタウバのシルバーグレーが一番綺麗という声をいただいています。
ひのきサイプレス材(ハードウッド)
ひのきサイプレス材の1年後
- 防腐、防蟻性能に非常に優れている
- 針葉樹(ヒノキ科)特有の木肌
- ヒビが入りやすい
- バランスの良いハードウッド
» ひのきサイプレス材の詳細
イタウバ(ハードウッド)
イタウバの1.6年後
- 強度、耐久性、共に最上級
- 波型を描く独特な木目でささくれにくい
- 広葉樹ハードウッドの中では加工容易
- 香りが心地よい
» イタウバの詳細
イペ材(ハードウッド)
イペ材の2年後
- 強度、耐久性、共に最上級
- 非常に硬いため加工は大変
- 頑丈で公共の実績が多い
» イペ材の詳細
ウリン材(ハードウッド)
ウリン材の3年後
- 強度、耐久性、共に最上級
- ポリフェノールを含む真っ赤な樹液が発生する
- 伐採の規制により、供給は縮小していく
- 赤茶色の木目はとても美しい
» ウリン材の詳細
セランガンバツ材(ハードウッド)
バツーの3年後
- 耐久性の高い広葉樹
- 表面がガサガサしてささくれやすい
- 供給は安定している
» バツーの詳細
![ウッドデッキの経年変化]()
いずれの素材においても、時間の経過とともに色が変色します。
ハードウッド材は、腐りにくい木材だからこそ、そのままの変化を楽しんでいただける自然な色です。
2:ウッドデッキ・ウッドフェンスの寿命、腐り、朽ちるの情報
ウッドデッキ・ウッドフェンスの腐り、劣化、朽ちるのは厄介です。
木材を腐らせる、原因は腐朽菌なのです。
腐朽菌は湿気が大好きです。
湿気がありそうな場所でウッドデッキを工事するならば、
風通しを考えて幕板を張らない、床材の間隔を少し広げるなど工夫をするのが良いです。
腐朽菌よりは重要ではないが、カビも問題です。
兎に角、湿気を意識してください。
一番の対策は、防腐・カビを退治し、木材を腐らせない塗料が最適です。
ズバリ、下記の塗料をおすすめします。
ウッドデッキ・ウッドフェンスに特化した塗料
ウッドステインプロをおすすめします。
ハードウッドなら5~10年毎に 塗装をするといいです。
ソフトウッドの場合は、2~3年毎に 塗装をするといいです。
風通しのいいウッドデッキ施工例
束石を使って高さをだし、幕板を張らないことで
風通しを良くしました。
奥行を狭くすることで風通しのよいウッドデッキとなりました。3:ウッドデッキ・ウッドフェンス材料の経年変化の情報
ハードウッド:
塗料無しで
寿命が100年もある ウリン材、
50年前後の イタウバ材、イペ材、
10年~30年 セランガンバツ、アマゾンウリン、ひのきサイプレス材
塗料は、5~10年毎に 塗装をするといいです。
防腐防蟻加圧注入木材:
塗料無しで
寿命は、15年前後
15年保証のベルダ、大日本ウッド
塗料は、10年毎に 塗装をするといいです。
ソフトウッド:
塗料無しで
寿命は
1~2年 SPF材
3~5年 ウエスタンレッドシダー
ソフトウッドの場合は、2~3年毎に 塗装をするといいです。
人工木デッキ・樹脂デッキ:
塗料は不要。
寿命は10~15年前後
*水に弱いのが欠点です。やはり湿気が多い場所ですと腐ってきます。
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