ウッドデッキの腐食とは
天然木で作られたウッドデッキは必ず腐ります。
リーベは20年以上、ウッドデッキの腐りを見ています。その経験を持って、お客さが後悔、不安にならないように事実を教えます!
天然木のウッドデッキ材を腐らせる原因は、湿気、腐朽菌、カビ、シロアリなどです。
その中でも一番の原因は湿気・水分です。
ウッドデッキがじめじめと湿った状態であり続けることで、木そのものが腐っていきます。
風が通らない場所や、ウッドデッキ下の地面の水はけがわるくて水が溜まってしまうと湿気が高くなり、腐ります。
その他にも、ウッドデッキの軒下スペースに物を置きっぱなしにしたり、植物などのプランターを置いておくと腐りの原因となります。
デッキ腐りの対処法
1)風通しを良くする
風が抜ける場所に作るのがベスト。ウッドデッキの構造は風を通りやすくする工夫をする。幕板を完璧に張ってしまうと風が通らない。なるべく幕板は短くする。
2)水はけを良くする
ウッドデッキの床下に水ハケを良くする。砂利を敷くなど水が溜まらない工夫をする。
3)腐らない素材を選ぶ
表から見えない構造部分にはアルミや鉄など腐らない素材を選ぶ。
天然木材の腐り
ウッドデッキの材料として天然木を選ぶ場合、結論として
「ハードウッド(硬木)」が一番腐りにくいです。
イタウバ、ウリン、イペなどは通常の環境ならば、およそ30年は腐りません。
屋外で使用する天然木材のウッドデッキ材の腐りの特徴をお伝えします。
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人工木材を使った場合の腐り
人工木材を販売する大手メーカーでは2年保証をしています。
人工木材は腐りの他に、劣化によるひび割れが起こる場合があります。
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ソフトウッド材を使った場合の腐り
ソフトウッドとはその名の通り、やわらかい木です。
ソフトウッドの杉(シダー)、ヒノキ、SPF材、松などは施工後およそ2年ほどで腐り始めます。
杉材・スギ・シダー・ヒノキ・桧・檜などは木自体が柔らかいため加工が簡単ですが、それ故
・水が浸透する
・傷がつきやすい
・腐朽菌も早くなる
などのデメリットがあります。
人工木材は腐らない?
約10年まえから人気になった人工木材・樹脂木材ウッドエッキはたいへん人気です。
耐久性も高く、耐用年数も長い。
ただ、水分に対して弱い。例えば、空中のデッキの場合、デッキの中に水がたまると腐ります。
物を床面に落としたりして穴が空くと、中に水が浸透して鎖の原因となります。
50%木粉、50%樹脂で出来た人工木材・樹脂木材ウッドデッキ材は固く、比重は「1」くらいあります。
人工木材のおすすめ
腐ったウッドデッキ材の写真
ウッドデッキ材を長持ちさせるために
塗装メンテナンスをすれば、ますます、寿命が長くなります。
ハードウッド(かなり腐り難い)なら、5年前後で塗装メンテナンス
ソフトウッド(軟木)杉(シダー)、ヒノキ、SPF材、松 なら、毎年が理想。
人工木ウッドデッキも5年前後で塗装メンテナンス
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