ウッドデッキ張り変えのタイミングはいつ?
ウッドデッキは屋外で長期間使用するとだんだん床板が汚れたり、弱くなってきたりします。
とくに天然木のソフトウッド(スギやSPF)の弱い木を使用していると劣化が早く進む傾向があります。
床に乗った時に揺れを感じたり、へこみを感じたりした場合には張り替えを検討しましょう。
使っている木材の耐久性や施工した場所の環境にもよりますが、一般的には10年程度で張り替えるのが目安になります。
年数がたっていない場合でも上記のように異変を感じたり、仕様に不便を感じる用であれば早めに対応していただくことをおすすめいたします。
ウッドデッキの構造をチェック
ウッドデッキを張り替える際には、まず床板を先に剥がし、下の構造部分を確認してください。
構造が金属製やプラスチック製でしたら頑丈ですので交換する必要がない可能性が高いです。
前述した通りソフトウッドなど弱い木材を使用している場合は構造も同じように腐ったり、劣化したりしている可能性が高いです。
その場合は構造ごと、すべて立て直した方がいいでしょう。
ウッドデッキ張り替え お客様レビュー
例その1
- 制作時期
- 2023年9月
- 使用材
- 人工木アドバンスデッキ
- 感想
- 11年前に作成したサイプレスの半空中ウッドデッキ。
6年ほど借家にしていたら、大量の植木鉢など直置きされて、床材の至る所が腐食してしまった。
人工木で床だけを張り替えるのつもりが・・・
捲ってみると土台や大引きも腐食だけでなくキノコ系の様な菌が発生していることが分かった。
結果、フェンス以外のウッドデッキ土台からすべてを取り替えることにしました。
張り替えのビフォーアフター
例その2
- 制作時期
- 2023年9月
- 使用材
- 人工木アドバンスデッキ
- 感想
- 20年前に作ったウッドデッキの床板を部分改修。
制作するからには庭遊びできる空間にして、ブランコを設置したい。
また、毎日の洗濯物干しで靴を履かずに行ける場所が欲しいとのことでウッドデッキのリフォームを決意。
張り替えのビフォーアフター
ウッドデッキ張り替えの材料
新しく張り替える材料を準備します。
ソフトウッドは安くて加工も楽ですが、また同じように短期間で劣化します。
おすすめは高耐久のハードウッド材か、メンテナンスが楽な人工木です。