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ベランダデッキをDIYで作ろう

ベランダにウッドデッキを作る

一軒家でもマンションでもアパートでも、ベランダで快適に過ごしたいと考える方が多いと思います。
コンクリートの殺風景なベランダでは味気ないですね。
ウッドデッキを張って、ナチュラルで温かみのある床にすることですてきなベランダ空間を造ることができます。
ここではおすすめのベランダ施工、材料、作り方をご紹介します。

目次


簡単ベランダパネルでの作り方はこちら>

人工木・樹脂木材

人工木・樹脂木

ベランダデッキ お客様からのレビュー

作品
短尺材を活用したハードウッドのベランダデッキ
制作時期
2020年4月
使用材
イタウバ
感想
なるべくコストをかけたくなかったので、イタウババラの短尺材を使いました。
ママが一番喜こんでくれて、苦労してつくってよかったです。洗濯物を干すのも、楽しくなったそうです。
素足で歩ける点もメリットですので、 ベランダウッドデッキ化は本当におすすめです。
すのこのように組んだベランダウッドデッキ

こちらの作品をもっと見る>

マンションのベランダやバルコニーを室内と同化させ、おしゃれなベランダ空間を自作DIYで作り方・施工方法を解説します。

ベランダやテラスを、ぬくもり溢れる快適空間を自作DIYでおしゃれな改造リフォームしませんか?
自作DIYで、ベランダやテラスのサイズにぴったり合わせたウッドデッキを作る事ができます。
デッキ材の調達から完成まで、全てのベランダデッキの作り方を教えます!
こだわりのベランダデッキ材、こだわりのデザインでベランダ・バルコニーをおしゃれな演出してはいかがでしょうか?
作り方は、大きな「すのこ」と同じ構造です。
憧れのウッドデッキを自宅のベランダで簡単に実現できるのでおすすめです。

搬入経路の確認:

材の搬入が可能かどうかをご確認ください。 作業まで保管しておく場所の確保も忘れずに。
ブルーシートをかけておくことをおすすめします。

養生:

マンションなどの場合、共有部分に傷が付かないように養生が必要になる場合があります。

設置について:

マンションの場合、避難ハッチの上への施工はNGです。
また、隣室との間にある避難扉より高いウッドデッキの施工もNGとなっております。
マンションなどでは一般的に、10年に一度程度の間隔で改修工事が行われます。時期をご確認の上での設置をお勧めいたします。

用意するもの:
  • ゴムシートパッキン
  • 支持脚
  • ビス
  • インパクトドライバー
  • 水平機
  • スケール
  • 皿取錐
  • 角度定規
  • 紐(ひも)
  • のこぎり
勾配:

ベランダでの施工で一番大変なのがリビングの高さに底上げ調整が必要です。
ベランダの勾配を考慮した上で、面材(床板)・根太材の厚さをお選びください。
多少は、ゴムシートパッキンでカバーできます。

排水溝(ドレイン)部分:

排水溝の部分は床板を固定しない、または取り外しが可能なように設置するのが強くお勧めです。(点検や枯葉やゴミを掃除する際に便利です)
そして、朗報ですが、防水に関しては、ベランダバルコニーデッキをウレタン防水の上に設置することで、紫外線による劣化が減少されます。
又、排水溝・排水口を妨げないように考慮してください。

根太の設置

まずは、根太を設置します。
根太と根太とのピッチ(間隔)は、お使いになる床材によって変わってきます。

[根太ピッチの目安]

  • 20mm 厚の面材(床)の場合、500~600mm
  • 30mm 厚の面材(床)の場合、800~900mm

サイズ 38×90mm、90×90mm の材を根太材としてお使いになられる方が多いです。
※設置状況によって根太のサイズをお選びください。

根太ピッチの説明図

おすすめ根太用 ハードウッド材

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段差、傾斜、勾配の注意点

根太ピッチの説明

バルコニー・ベランダには、水ハケを良くするために勾配があります。 勾配があっては、せっかく施工したベランダデッキも水平にならず、段差が起き、ガタガタします。



これを防ぐためのオススメの商品があります。

まずは ゴムシートパッキン です!

こちらの商品は高い部分に敷き詰めて高さの調整が可能な優れものです。そうすれば、段差が無くなります。 ゴムシートパッキン 使用例


右のような使い方も可能です!

ゴムシートパッキン


支持脚 こちらも優れもの!!
支持脚 です。
根太材の下に取り付けて高さの調整ができ、段差が解消されます。

支持脚 価格はこちら

プラ束 価格はこちら

ウッドデッキの床材を張る 面材を張る

床に面材を張ります。この工程が終われば、ほとんど完成です!

注意点は …

  • ※家側から床板を張ってゆきます。
  • ※床材には 3~5mm 程度の間隔を空けて、水はけや通気性を良くします。
  • ※板と板の間に薄い板を挟んで切る。
  • ※反っている木材などは、クサビを打ちながら少々強引にビス打ちをする。
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▼ 使用した道具たち ▼
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▼ まっすぐビスを打つには目印をつけます ▼
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完成

お気に入りのガーデンファニチャーを設置したり、フラワーバスケットを飾ったりと、アレンジは自由自在。 夏にはオーニングやガーデンパラソルもおしゃれです。

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ガーデンファニチャー

ガーデンパラソル

準備について

  • 搬入経路の確認
    材の持込が可能かどうかをご確認ください。
  • 養生
    マンションなどの場合、共有部分に傷が付かないように養生が必要な場合があります。
施工について
  • 勾配
    ベランダでの施工で一番大変なのが高さ調整です。
    勾配・傾斜などを考慮した上で、面材(床板)や根太材の厚さをお選びください。
  • 排水溝(ドレイン)部分
    排水溝部分の床板を固定しない。 または、取外しが可能な設置をお勧めします。
    そうすれば、枯葉やゴミを掃除する際に便利です。
  • マンションなどにおける設置
    避難ハッチの上に施工することはNGです。
    マンション等のベランダで、隣室との間にある避難扉より高いウッドデッキをの施工することもNGとなっています。
    マンションなどでは一般的に、約10年に一度程度の間隔で改修工事が行われますので、時期を確認の上での設置をお勧めします。
  • 普段のお手入れはホウキなどで砂やホコリを取り、汚れが気になるようであれば堅く絞った雑巾で拭いて乾かしましょう。
  • 土などに含まれる金属成分は天然木の黒ずみの原因になるので、土が直接触れないようにしてください。
  • 屋根のあるベランダなど雨があまり当たらない場所であれば、塗装メンテナンスは2年に一度程度で大丈夫です。
  • ゴミが排水溝に詰まらないようにご注意。汚れがひどい場合はウッドデッキクリーナーなどのメンテナンス塗料できれいになります。
  • ※材によっては家庭用の台所洗剤も使えます。 目立たない場所で試してからご使用される事をおすすめします。
  • ※素材によってお手入れ方法が異なることがあるのでご注意ください。

自由設計ベランダウッドデッキ材料の価格・費用


ベランダ・テラスのデッキ
ハードウッド(かなり腐り難い)材料価格
1.5万円/m2   約5万円/坪

汎用のソフトウッド(杉)材料価格
3千円/m2   約1万円/坪
*すぐに、腐ってしまう。


 ハードウッド材 販売ページはこちら>
 防腐注入ウッドデッキ 販売ページはこちら>
 ソフトウッド材 販売ページはこちら>
 樹脂デッキ材 販売ページはこちら>

総合ウッドデッキ材一覧はこちら


ナチュラルな魅力のあふれるウッドデッキ


ベランダ全体にウッドデッキを施工


リビングから続くテラスがおしゃれなカフェ風に


ウッドプランターでテラスガーデンを作りました


変形テラスにも自由設計のウッドデッキ


シンプルで使いやすいウッドデッキ


置くだけパネルを使った簡単ウッドデッキ


フェンスとウッドデッキでプライベート空間を作れます


パネルとバークチップを組み合わせたおしゃれな配置


スペースを有効に活用したテラス


木製ガーデンテーブルとイスが映えるウッドテラス


天然木の質感を感じるウッドテラス

施工例
施工例
施工例
施工例
施工例
施工例
ベランダがおしゃれになったでしょう!
Before
ベランダウッドデッキ Before
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After
ベランダウッドデッキ After