リアルな木目を持った人工木プラチナデッキの施工方法をご紹介します
プラチナデッキの施工方法
プラチナデッキを使ったウッドデッキの施工方法も一般的なウッドデッキと同じです。
柱は天然木ではなく鋼製束やプラスチック束を選ぶ方が多く、根太もアルミ製が好まれています。
床板の固定には専用の固定金具を使用します。
基礎・構造
基礎作り、柱から根太、大引までの制作は一般的なウッドデッキの作り方と同じです。
根太ピッチは400㎜以下にしてください。
詳しくは下記ページをご確認ください。
ウッドデッキ基礎の作り方
床板の固定
ノンビス工法
ビスが床面にでないので仕上がりが綺麗 床板への下穴加工も必要ありません
- デッキ材の横溝に留め具を差し込む
- 次のデッキ材を繋げて差し込み留め具を仮固定
- 最後にすべての留め具を本締め
デッキ材端部調整の方法
- 中空の区切りで床材をカットする
- 床材の端から20mm以内内側に脳天ビス止め
※脳天ビス留め工法の際は必ず下穴を開けてください。
※脳天ビス止め工法による割れは、保証対象外となります。
コーナーカバー・幕板の固定
1)コーナーカバー取付方法
- コーナーカバーと床板に下穴をあける
- ビスで留める
仕上がりイメージ:
コーナーカバーのみの設置ですと丈が足りないため根太が見えてしまいます。
しっかり隠したい場合には2)下地プレートを使用して設置する場合を参照ください。
2)幕板を取り付ける
根太や大引きなどウッドデッキの構造を隠したいときは幕板を取り付けましょう。
〇Lアングル
Lアングルはこちら
〇幕板取付部材(DFプレート)
下地プレート取付イメージ:
仕上がりイメージ:
コーナーカバーと幕板を取付けることで根太部分が隠れます。
【参考】人工木アドバンスデッキ2の施工動画
アドバンスデッキ2人工木を金属土台で製作しました!
プラチナデッキも施工方法は基本的に同じです。
基礎~固定部材の使い方まで、説明していますので、是非参考にしてください。
プラチナデッキの場合、固定部材が一部プラチナ専用が必要になりますので、その点ご注意ください。
出来上がりサイズの目安
床板枚数別 出来上がりサイズ目安 ~横張の場合~
ウッドデッキ全体イメージ
最低限必要な部材個数の目安のため、余裕を持って試算いただくようお願いします。
施工上の注意事項
- 根太ピッチは400mm以下にしてください(図1参照)
- 脳天ビス止めの場合、材の端から2cmずつ内側に留めてください。(図1・2参照)
- 隣り合う床板同士の隙間(目地)、構造物に隣接させる際の隙間はともに7mm程度あけてください(図3参照)
- 鋼材などの補強をせず、人工木単独では構造物建材としての使用はしないでください。
- ウッドデッキの片持ち個所の張り出しには、根太材の中心個所から100mm程度の距離までの上限としてください。
- 根太材などの切りくずはウッドデッキ上に残しておくと、もらい腐り・もらい錆の原因となりますのでご注意ください。
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