人工木材・樹脂木材ウッドデッキのメンテナンス方法

木粉と樹脂で作られている樹脂木材ウッドデッキは、虫害や腐食の心配がなく、天然木のような退色もありません。
そのため、「樹脂木材ウッドデッキは全くメンテナンスをしなくてもいい」と考えている人も多いと思います。

しかし、樹脂ウッドデッキも定期的なメンテナンスは必要です。
樹脂ウッドデッキの美観を保つ方法をお教えします!

目次

  1. 樹脂ウッドデッキのメンテナンスの基本
  2. カビが生えた時のお手入れ
  3. シミなどの汚れのお手入れ(コーヒー・ジュース・醤油・油汚れ等)
  4. キズ・焦げ跡・頑固な汚れが付いた場合のお手入れ
  5. 色褪せの場合
  6. 樹脂ウッドデッキ材料はこちら
  7. 関連商品

1.樹脂ウッドデッキのメンテナンスの基本

長期的に美しい状態でお使いいただくため、最低1~2ヶ月に1度の簡単な掃除をお勧めしています。

  1. 表面の汚れが残ったままにならないように、ホコリやゴミをホウキで掃き出す。
  2. 長手方向に沿って、きれいな水を含ませたデッキブラシで表面をブラシ掛けする。
  3. 乾いた雑巾でよくふき取る。

2.カビが生えた時のお手入れ

樹脂ウッドデッキは、屋外に設置する商品のため、風雨の影響を受けます。
屋外にはカビ菌などが浮遊しており、埃やゴミ等の付着や雨の湿気と相まって、カビを発生させることもあります。

  1. 薄めた次亜塩素酸系漂白剤などのカビ除去剤を撒く。
    ※最初はデッキの目立たない場所で行ってください
  2. デッキブラシで軽くブラシ掛けをして下さい。

<ご注意>漂白剤使用後は長時間放置せずに十分水で洗い流して下さい。

3.シミなどの汚れのお手入れ(コーヒー・ジュース・醤油・油汚れ等)

樹脂ウッドデッキは木粉を含んでいる為、水分が染み込むと木の成分が染み出し、乾いてからシミになる事があります。
シミ汚れがある場合は、日々のお手入れに加え、中性洗剤を利用して掃除して下さい。

  1. ブラシ掛けの際、薄めた中性洗剤を含ませ、長手方向に沿ってこすって下さい。
  2. 洗剤が残らないように水でしっかりと洗い流し、乾いた雑巾でふき取って下さい。

<ポイント>
雨染みは、ご使用上問題はありませんが、見た目が気になりますよね。
対策としては、雨が降った後にすぐふき取って頂くと、雨染みを防ぐことができます。
濡れた後は、長く放置しないようにしましょう。

4.キズ・焦げ跡・頑固な汚れが付いた場合のお手入れ

  1. 樹脂ウッドデッキの各部位にキズがついた場合は、まず表面をブラシ等で掃除してください。
  2. サンドペーパー(#60~100ぐらい)で長手方向に沿ってこすります。

<ポイント>
表面を削るようにこすると目立たなくなります。
表面が削れたあとは色の濃さが違うことがありますが、数週間程度で周りの色に馴染みます。

5.色褪せの場合

天然木のウッドデッキは、1年ほどでシルバーグレーになります。
樹脂ウッドデッキは耐候性が高く、雨や紫外線により緩やかに色褪せしていきます。
色褪せは使用環境によって差がありますが、天然木のような極端な色の変化はありません。
色褪せが気になる場合は、樹脂木専用の塗料で抑制することもできます。

人工木用塗料パワープロテクト

樹脂木は本来は塗装不要とされており、製造段階では塗装メンテナンスを想定していません。
商品タイプにより塗料が綺麗にのらない場合がありますので、目立たない個所で試し塗りをすることをおすすめします。

樹脂ウッドデッキ材料はこちら

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