パーゴラが庭にある生活
お庭にパーゴラを作れば、美しい藤棚としてはもちろん、つるバラの植栽にもおすすめ。
最近は家庭でも美味しいブドウやキウイを育てたり、フルーツ棚として活用できます。
自分でパーゴラデザインを作るのは、とても楽しい時間です。ぜひDIYで作成してみましょう!
パーゴラのデザインは、ベンチ、目隠し、ウッドデッキ、ラティスフェンス、雨よけなど活用方法がたくさん!
パーゴラを作れば、お庭で過ごす優雅な時間が待っています。
パーゴラの種類
パーゴラのタイプと効果
パーゴラは作り方や設置場所によってさまざまな活用が可能です。
自由な発想と工夫次第で、快適なガーデンライフを送ることができます。
<日除けパーゴラ>
パーゴラの上をシェードで覆えば日除けにもなり、涼しいくつろぎの時間を過ごすことが出来ます。
<独立パーゴラ>
母屋と接していない単独自立型のパーゴラです。お庭に作りバラなどツタ系植物をはわせたり、玄関先に作ってゲートのように活用することもできます。
<ウッドデッキ付きパーゴラ>
ウッドデッキスペースの上に同じサイズのパーゴラを作ると快適度がぐんとアップします。ウッドデッキを足元に作ることで構造的にも丈夫になるのでおすすめ。
<フェンス付きパーゴラ>
柱に板を張り付ければフェンスのようになり、隣家や通行人などからの目隠し効果があります。プライバシー保護におすすめ。
<ベンチ付きパーゴラ>
ちょっとした腰掛けベンチを作ればパーゴラの下でゆったり休む空間になります。座っておしゃれな庭を眺める最高のガーデンライフです。
<自転車・バイク置き場としてのパーゴラ>
パーゴラに雨よけの屋根と壁を付けることで車庫としての役割も果たします。
パーゴラのアレンジ事例
ウッドデッキ付きパーゴラの例
フェンス付きパーゴラの例
季節によってアレンジできるパーゴラ
春夏・・・ | パーゴラの上にすだれやオーニング布を掛けて、日除け対策に。 |
秋冬・・・ | 日除けを取ってオープンスタイルに。開放感ある空間になります。 |
パーゴラの作り方
パーゴラの参考図面
まずはどんなパーゴラにしたいか、デザイン、大きさなど決めましょう。
その段階で必要なのが「図面」です。簡単な絵とサイズを記入するだけの簡単なものでもいいので用意してみるといいでしょう。
下記に弊社が作成したパーゴラの図面をいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
リーベが取り扱う木材は長さ4000mm以上の長尺材も豊富にあります。ぜひご検討下さい。
長尺材の商品一覧はこちら>
施工手順
1.設置場所と大きさ(横幅・奥行・高さ)を決める
柱を挟み込む桁と(サンドイッチ工法の場合)、垂木(たるき)の固定間隔は広げすぎないようにします。(1.5m~2.5m位の間に柱が入るよう配置をする)
高さは手を上げて触れる位(2.0mくらい)が理想的です。
桁、垂木共、柱よりも外側に出っ張る形状が、見た目のバランスが良いです。
垂木の間隔は、両端を決めて均等になるように、あらかじめ割付します。(300~500mmくらい)
2.基礎作りと柱立て
柱の設置場所を決め、スコップで穴を掘ります。
深さはフェンスブロック(90角用)が設置できる深さ 400mm 程度を掘り、底を柱や石など重たいもので突き固めておきます。
柱には高さを合せやすくするよう、トップから1m下がりの場所に全て印をつけておきます。
※柱はフェンスブロックに入る長さも(300~400mm程)考慮して、予め切断しておきましょう。(共通注意点参照)
フェンスブロックを配置したあと、桁で結ばれる2本の柱を立てかけて、双方に印した場所を水糸で結び水平をみます。
ある程度高さを揃えたら、桁材(38×90)を クランプ(2個)で挟みながら仮固定し、コーススレット1本で固定して(角度が修正できるように)連結します。
3.柱と桁(横に通して上部を支える構造物)を固定する
水平器で笠木の水平、柱の垂直(前後左右)と間隔(上下共)を確認し、フェンスブロックの場所を決めます。
深すぎる場合は底面に土を足すなどして調整します。
場所が決まったら静かに土を埋め戻し、まんべんなく木の端材などで突き固めます。
桁の固定もビスを3本ずつ使い、柱を挟み込むような形にするとブレが起きにくくなり安定します。
再度、笠木の水平、柱の垂直、間隔を確認し、フェンスブロックと柱の隙間にモルタルを流し込みます。
(標準よりも水分多めのほうが、隅々まで行き届きます)
2、3 の流れを対になるよう、反対側も組み立てましょう。
4.垂木(屋根の骨組)を固定する
モルタルが固まるまで待ち(天候によりますが数時間~翌日)、割付を決めておいた垂木をL型金物を使って端から設置していくと完成です。
※垂木や桁の両端を、好みの形状にカットしてから設置すると、おしゃれに仕上がります。
木材の一覧はこちら
パーゴラ制作の注意点
- 90角材はフェンスブロックの穴に完全に収まらないので、短部を斜めに切り落とすか途中まで差し込み、下にモルタルを浸透させるかを決めておきましょう。
- 木材が非常に硬いので、下穴を事前にあける必要があります。
またコーススレットビスの頭に合わせ、皿取錐で削ると仕上がりが美しくなります。
- オイルステインや木材用塗料を塗る場合は、木材を組み上げる前に塗布しておき、完成後にもう一度仕上げをすると、塗り残しがなく美しく出来上がります。
- インパクトドライバーのビットや錐は消耗品のため破損する事があります。
予備を含め多めに準備してから取り掛かると、工事が中断する事なく進んでいけます。
パーゴラDIYに必要なもの
パーゴラは大手メーカーから製品化された商品や、簡易なキット商品も発売されていますが、ぜひご自分でDIYにチャレンジして下さい。ご自宅に合わせて自由に設計できるのは魅力ですし、なによりもコストの削減になります。
パーゴラに必要な材料
パーゴラ制作に必要な工具
- インパクトドライバー
- のこぎり(丸のこ)
- スコップ
- 水糸
- 水平器
- バケツ
- 木工用錐
- ビット
- 皿取錐
- クランプ×2個
- 脚立
お客様からのパーゴラのDIYのレビュー
事例1.念願のパーゴラ
- 作品
- 念願のパーゴラ
- 制作時期
- 2020年12月
- 使用材
- イタウバフィエラ
- 感想
- ウッドデッキは、ほぼノーメンテなのにまだまだ状態良好であるのでパーゴラを作り憩いの場としてさらに進化。
透明の屋根材で心地良い日差しを演出。物干しもできる角パイプにライトを組込み、夜でも使える場所に。
夏場 は布をかけて、日陰を作り涼む場所にする予定。
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事例2.くつろげるプライベート空間
- 作品
- くつろげるプライベート空間
- 制作時期
- 2020年6月
- 使用材
- ウリン
- 感想
- パーゴラ付きのウッドデッキのある家に住みたいと以前から思っていたので、家を新築したのををきっかけに自分で作ってみることにしました。
これだけ大きな施工は初めてだったので心配もありましたが、休日に毎日作業をし、約4ヶ月で完成しました。
作業は普段は1人で、一部1人では難しいところは2人で作業しました。
こちらの作品をもっと見る>
パーゴラの施工例
パーゴラのDIY施工事例はこちら (リーベ大賞)
パーゴラの施工事例はこちら(リーベワークス)
パーゴラと一緒に使いたいアイテム
パーゴラとの組み合わせ例
- テーブル&チェア
- 日除けになるパーゴラの下はとっておきのくつろぎスペース。
テーブルやチェアを置いて屋外リビングのように活用してください。
- 屋根用日除けシート
- 日差しを遮ることができます。
- ブランコ
- パーゴラと手作りブランコの組み合わせはリーベDIY大賞でもよく拝見します。
耐荷重や安全性を考慮した上で施工してください。
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