ウッドデッキの基礎が終わったら。根太材を土台にして取り付けます。
デッキの床を支える束柱・大引・根太材を設置すればほぼ労力は少なくなります。
さあ、楽しいウッドデッキを自作DIYで作ってみましょう。
※束材(つかばしら)は基礎の柱のことです。
サンドイッチ工法の基礎 - 束柱材、大引、根太材
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羽子板付き束石を全て置き終えたら束柱を立てます。
その後、束柱の側面に根太を設置します。根太ピッチは600mm程度です。(※構造により異なります)
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束柱が立てた時点で水糸を張り、根太が水平になるように水平器なども使って調整しつつ、束柱に根太をビスで設置してください。
もちろん、根太から束柱が飛び出さないように!10mmを浮かせるのが基本です。
この工程が基礎作りの重要な部分です。
最初に根太を設置するのは、「家側から」
根太の設置は正確な水平であることを確認をしてください!!
根太を束柱より10mm高くする基準をしっかり守りましょう。
根太を張るのは、家側からです!その後、3方に根太を張り巡らします。
![図]()
家側から根太を張っていきます
水平器で水平レベルになっているか確認を。
束石の間隔と束柱の間隔は約1mです。
ここで羽子板付き束石(基礎石)で水平をとってもよい。
束石の下に砕石を入れて水平調整してもよい。
ここで水平をとれない場合は、束柱で水平を出してください。
ウッドデッキ作りは水平を取ることが大切です。
![image]()
床板を支える根太を張ります。 基本的には床板に対して直角になるようにします。
大引工法で組み立てる基礎・土台 ー 束柱材・根太
大引き工法は比較的を簡単に作れます。
ウッドデッキの地面の基礎(ピンコロ・束石・平板)に角材(90角、70角)を据え付ける。
水平を調節して、金具で角材を連結させる。
個人邸のウッドデッキならば、角材(90角か70角)のみで設置するだけで問題はないです。
「大引き工法」と「サンドイッチ工法」の比較、メリット デメリット
個人邸のウッドデッキならば、「大引き工法」と「サンドイッチ工法」であまり差は無いと思います。
大引き工法とサンドイッチ工法の比較、メリット デメリットを記しますが、お好きな工法でウッドデッキを作りましょう。
★大引き工法のメリット
・基礎の安定性
・強度が高い
★大引き工法デメリット
・水平は大変
★サンドイッチ工法のメリット
・デッキ材料が比較的低い
・基礎の水平取りが比較的楽になる
★サンドイッチ工法のデメリット
・基礎の強度は普通
大引き の写真 ![image]()
参考 : 人工木・樹脂木の土台
人工木・樹脂木ウッドデッキの土台
基礎束柱 2択:
・天然木 工法
・鋼製束(プラ束)工法
根太 2択:
・天然木 工法
・アルミ根太 工法
樹脂木・人工木DIYでウッドデッキの作り方2(天然木工法 と アルミ根太・鋼製束工法)