ウッドデッキの根太間隔(根太ピッチ)は、床材の厚みにより変わります。厚い床材なら間隔は広く取れますが、薄い床材だと間隔は狭く取り付けしないといけません。
根がらみは、ウッドデッキ全体を安定させる役目があります。振れ止めとも言われます。根がらみ(根太受け)もしっかりと取り付けないとウッドデッキ全体が振れてしまい、いずれ歪んできてしまいます。
根太や根がらみの取り付け例を参考にしながら図面作成のヒントにしてください。
根太間隔(根太ピッチ)
根太間隔(根太ピッチ)サイズに関して、各樹種の(ハードウッド、ソフトウッド、樹脂木・人工木)厚み、強度により、根太間隔(根太ピッチ)が異なることになります。
同時に根太のサイズにより根太間隔が異なります。下記を参考にDIYウッドデッキ根太設置作りを!
*根太のサイズの典型サイズ → 38X90、40X70、45X70、30X105
参考:根太の継ぎ足し
根太を取り付けする際、長い1本の根太材を使わないで、短い根太材で継ぎ足すこともメリットがあります。
ハードウッドの場合、根太サイズは40x70mmが主流です。
短いサイズは、曲がり、反りに多少強いので、長い根太材より簡単に取り付けができます。
ただし、ビスの打つ数は増えます。
人工木・樹脂木ウッドデッキの根太間隔
ハードウッドの根太間隔
ソフトウッドの根太間隔
アルミ根太(アルミフレーム、金属根太)は樹脂デッキなどに使用されます。
一方、木製デッキの根太にも使用されています。
アルミ根太(アルミフレーム、金属根太)
注意事項変更
- 根太ピッチは、根太を2枚でサンドイッチした場合(サンドイッチ工法)と片方のみの1枚サンドイッチをした場合とで、工法により変わります。
- 上記はDIYのお客様、プロの業者様の声をまとめた参考データです。ウッドデッキ作り方はご自身で確かめた上で施工してください。
天然木ウッドデッキの根がらみ(根太受け)の取り付け設置
根太の下部に根がらみを取り付け設置します
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根太を受ける根がらみを取り付け設置します。
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サンドイッチ工法の長所と短所
長所
- 大引きに比較して水平とる際に簡単
- フェンス・パーゴラなどの為に束柱を上にまで立てます
短所
大引工法のウッドデッキの作り方
90×90mm、70×70mmの束材・角材を根太として(この場合「大引」と言う)使用してウッドデッキを作製する方法もあります。
簡単な施工方法ですが、一点注意は、水平を取るのに少々苦労することです。
図面で説明をしているサンドイッチ方式ならば、束柱の高さがバラバラでもサンドイッチをする通し根太で水平を調整をします。
人工木・樹脂木デッキの根がらみ(根太受け)の取り付け設置