ウッドデッキ作りで人気のハードウッド木材と言えば、イタウバ、ウリン材、セランガンバツです。
ウリンとセランガンバツは、マレーシア、インドネシアの東南アジア原産。
イタウバは、ブラジル原産の木材です。
セランガンバツは日本でのウッドデッキの歴史の中で一番売れている木材、大きなサイズが取れる、供給が安定している木材です。
ウリン(アイアンウッド、ビリアン)も大人気です。高級感がある色、耐用年数が一番のウッドデッキです。
イタウバは、セランガンバツ、ウリンに比べると比較的新しく流通し始めたハードウッド材で、リーベが初めて輸入販売を開始し、大人気となりました。
イタウバの素晴らしい点は、豊富な油分を含んでいることによる耐久性の高さです。現地ブラジルで実際に使用しているイタウバは、施工後30~40年以上継続して使用されています。
![ウリン(アイアンウッド)]()
イタウバ
イタウバは、チークと同じ様に油分が多いウッドデッキ材です。
褐色になると、更に高級感が出ます。
経年で色落ちし、最後はシルバーグレー色になります。
耐久性も、土に接しなければ50年以上持ちます。
イタウバ マットグロッソ州産
イタウバ パラ州産
![セランガンバツ]()
セランガンバツ
国内の公共建物をはじめ、ヨーロッパのホテルなど世界各地で愛用されているハードウッド材。 耐久性、虫への強さは一級品。
セランガンバツ 詳細ページを開く
![イペ(パオロペ)]()
参考:イペ(パオロペ)
耐久性、安定性、木目の美しさなど、総合的に高い性能と信頼性を誇り、欠点の少ない人気のデッキ材です。
イペ 詳細ページを開く
| ウリン | イタウバ | セランガンバツ |
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価格 | セランガンバツが安く、イタウバは1.2倍。ウリンはセランガンバツより1.4倍ほど高い。 |
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加工性(カット、下穴など) | 加工のしやすさ イタウバ=セランガンバツ>ウリン |
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耐久性・寿命 | イタウバは30年以上、ウリンは50年程度。セランガンバツは約15年。 |
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弱み・欠点 | 価格が高い。木粉によるアレルギーが稀に出ることがあります。 | イペに比べ寸法安定に劣る。カビが付着することがある。 | 表面がささくれになることが欠点。 |
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強み・長所 | 高級感、高耐久。 | ささくれ、トゲがほぼ無い、加工性が良い。 | 安定した供給量を保っているため手に入りやすい。 |
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ささくれ | 多少出る | ほぼ出ない | 出る |
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安定性 | ウリンが最も安定性が高い。 |
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サイズ | それぞれウッドデッキの定番サイズをご用意しています。 |
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m3単価(円)平均価格 | 44万円 | 39万円 | 32万円 |
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m2単価(円)板材基準価格 | 8,800円 | 7,800円 | 6,400円 |
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イタウバ マットグロッソ州産、ウリン材、セランガンバツそれぞれの施工写真
参考:イペについて
※イペは価格が高騰しています。リーベでは、安価で寿命が長いイタウバフィエラを代替としてお勧めしています。
※経年により色落ちして、シルバーグレー色になります。
| イペ |
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価格 | セランガンバツが安く、イタウバは1.2倍。イペはセランガンバツの1.7倍。 |
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加工性(カット、下穴など) | 加工のしやすさ イタウバ=セランガンバツ>イペ |
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耐久性 | イタウバ、イペは30年以上。セランガンバツは約15年。 |
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弱み | 価格が高い。木粉によるアレルギーが稀に出ることがあります。 |
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強み | 高級感、高耐久。 |
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ささくれ | 多少出る |
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安定性 | 高い。 |
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サイズ | イペは大木ですので、大きなサイズが使用可能です。 |
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m3単価(円)平均価格 | 55万円 |
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m2単価(円)板材基準価格 | 11,000円 |
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イペはウッドデッキ材の王様
イペ材は、ブラジルから輸入され、大人気のウッドデッキ材になりました。
ウッドデッキ材のKINGと言われていますが、価格も高騰しています。
しかし、富裕層向けの設計事務所や住宅会社などからは、今でも根強い人気です。
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